a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

図録『富野由悠季の世界』 キネマ旬報社

現在福岡市美術館でやってる「富野由悠季の世界」展。
GWに間違えて行ったときに現地のチラシはもらってきたんだけど、夏は帰らないので期間中に行くのは無理。
東京ではやらないし、諦めてたんだけど、昼休みに紀伊國屋書店新宿本店別館でどんと平積みに遭遇。
え、一般売りするの。
とりあえずこれは買わないわけには。というわけで近くのチケット屋に走って図書カードを買ってゲット。
帰ってからゆっくりググると情報がいろいろ引っかかる。
www.gundam.info
なんかいろいろ未読がたまってるから順番に。

『ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート 1992-2016 [Blu-ray]』 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

以前岡田斗司夫ゼミで出ると言ってたのをすっかり忘れてたんだけど、昨日のゼミでまた言ってたのでそうだったとチェックしたら17日発売なのね。
ジブリ美術館でやってる短編は全く見てないのでポチッと予約。

『芸術新潮 2019 7』 新潮社

大特集萩尾望都ってことで、発売日にゲットしてたんだけどいろいろあってやっと目を通し終えた。
写植を貼った原稿の画像や、雑誌掲載時のカラーでの掲載など、普段の単行本で見られない絵が沢山。
インタビューや、画風の変遷についての分析など、盛りだくさんで大変満足。
他にはフェルメール作品修復の話とか、映画『旅のおわり世界のはじまり』について黒沢清監督へのインタビューとか、ウルトラマンをモチーフにした作品を手がける村上裕二さんと黒部進さん、桜井浩子さんの鼎談とか。
初めて買ったけど、結構面白かった。

芸術新潮 2019年 07月号

芸術新潮 2019年 07月号

『サマータイムマシン・ブルース サマータイムマシン・ワンスモア』 EUROPE DVD #33 ヨーロッパ企画

朝からイベントがあって、早めに帰宅してから午後のまったり時間に「サマータイムマシン・ブルース」を見た。
最後に見たのが何年前だったか。
久しぶりに見ると、ちょっとこいつらウザいなとか、ヴィダル・サスーンの彼が鬱陶しいとかいろいろあるが、やっぱり面白い。
昔見た時には泣けたことなんかなかったのに、最後でパズルのコマがはまるところで泣けちゃって。
いやー、あらためて面白い作品だと再確認。
で、「サマータイムマシン・ワンスモア」を夕食後に見た。
「ブルース」のラストから続いてるのね、と思ったら現代(2018年)になって、母校がショッピングモールになるピンチ!
いくつもの時間を行ったり来たりしながらトリッキーなタイムパラドックスギリギリの展開がもうたまらん。ちょっとしたセリフが伏線だし、ってのは僕基準だとメタネタバレなんだけど、それがもうこんなにちりばめられてたのかってレベルで。
ラスト、またしても個人的なツボで泣ける展開になって、うっと思った直後にそれを外されて、意表を突くラスト!

劇場には見に行けなかったけど、DVDで見ることが出来てほんとに良かった。
以前『サマータイムマシン・ブルース』にはまったことのある人は必見です。
www.europe-kikaku.com

『RM MODELS 288 2019-8』 ネコ・パブリッシング

発売日には届いてたんだけど、いろいろあってなかなか手を付けられずやっと読了。実質今日の午後だけ。
特集は貨物列車。
貨物列車は南福岡付近でED72だかED73だかが牽く二軸貨車50数両(行きつけの自転車屋にたむろしてるときにそばの踏切を通過するのを数えたことがある)の時代から見てるんだけど、そんなには燃えない。
凄かったのは全10線のコンテナヤードのモジュール。特に夜景が凄い。
NEW MODELでは鉄コレの筑豊電氣鉄道200形3連接路面電車。子供の頃北九州に行くと、福岡市では2連接しかいなかったのが3連接が普通にどんどん走っててビックリした記憶がある。そのころの塗装のはちょっと欲しい。大学時代に乗ったのもまだこの塗装だったと思うけど。
PREMIUM REVIEWでDD13。これの後期型って今売ってるんだっけ?子供の頃からなじみの型式なので、いつかは欲しいんだけど。
世界鉄道はニュールンベルクメッセ2019。ストラクチャーの紹介がメインで、ガラス張りで中が見えるストラクチャーが多かったり、動力装置を追加すると稼働する荷物クレーンとか、さらに壁面を作るシーナリィシートとか。もうひとつは日本でも紹介されてる静電気で草を生やすやつの進化形で何度か静電気を使って、草を立たせたあとに小さな花が咲いてるような情景を作れるやつとか。
昭和模型工作室はZugの伊豆急行100系電車を作るってのもあったんだけど、今月号で良かったのは飯田線
「模型で楽しむ 飯田線の世界 番外編 模型を作る…趣味と仕事を考える」自分の鉄道体験はこれこれなんだけど、それと別に製品の企画をするときに何を考えるのか。そのあたりが凄い。仕事を引退してから模型をはじめた的なことを書いてあって、ああ仕事にすると大変なんだなぁと。まあ、自分自身コンピュータのプログラムが好きで途中で転職して、なかなか思ってるようなことが出来なくてモヤモヤした経験があるんだけど。
ちなみに僕の鉄道体験は鹿児島本線雑餉隈駅から始まってて、電化も交流電化の421系から始まってるので旧型国電?それおいしいの?の世界。博多駅で見ることが出来たキハ82系や、月光型581系が憧れの車輌だった。今も基本はそのあたり。
若年層の模型離れという話がちらちらと載ってるけど、今子供を作ってる親の大半は模型なんかに興味がない層なので当然の帰結かな。僕ですら(って何様w)子どもたちはガンプラミニ四駆止まりでスケールモデルや鉄道趣味には引き込めなかったし。
今月号から始まった「茜浜鉄道開発録…」って、やってるのは佐々木龍カメラマンらしいが、男だとあまり燃えない。せっかくやってる〈やる気あるのか?〉のにごめんね。

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2019年8月号 Vol.288

RM MODELS (アールエムモデルズ) 2019年8月号 Vol.288

『順列都市〔下〕 Kindle版』 グレッグ・イーガン (著), 山岸真 (翻訳) ハヤカワ文庫SF 早川書房

上巻を読んだのがここ。
a-sue.hatenablog.com
割り込みが入りまくって、やっと下巻を読了。
巻末の訳者解説を読むと、ちゃんと理解しないまま読んでた部分もあったようだけど、それでもいろいろ面白かった。
上巻を読んでるときは、精神をコンピュータに転送する部分の詳細な考察にしびれたんだけど、下巻では宇宙を作る話になって、ハードSFの文法でフェッセンデンの宇宙を作ろうとしてるのか?という感じが面白い。
物心ついたときにマンガが連載中だった平井和正/桑田次郎の「8マン」から、人間の心をコンピュータに移す物語は当たり前のようにそこにあったけど、こんな描き方があるんだというのが新鮮で面白かった。
買っただけで読んでない本がいろいろたまってるので、次のイーガンはもう少し先かな。

順列都市〔下〕

順列都市〔下〕

『サマータイムマシン・ブルース サマータイムマシン・ワンスモア』 EUROPE DVD #33 ヨーロッパ企画

ヨーロッパ企画の第37回公演『サマータイムマシン・ブルース』と第38回公演『サマータイムマシン・ワンスモア』を、舞台で見ることは出来なかったんだけどDVD/Blu-rayになって予約できますよというのをPodCastで毎週聞いてる『週刊!ヨーロッパ2』

podcasts.apple.com
で言ってたのが半月ぐらい前だったかな。
www.europe-kikaku.com
予約してたDVDが本日到着。
今はちょっと見る時間がないのでこの週末にゆっくり見ます。

サマータイムマシン・ブルース』は、渋谷で映画『逆境ナイン』を公開時に見た時に予告編で流れてこりゃ面白そうだと思ったのがファーストコンタクト。
丁度人間ドックが終った午後、近くのシネコンでもうすぐ始まるってんで見に行ってバカウケ。
映画のDVD(コレクターズ・エディション)を買って

2005年の舞台版DVDを買って
サマータイムマシン・ブルース 2005 舞台版 [DVD]

サマータイムマシン・ブルース 2005 舞台版 [DVD]

さらにヨーロッパ企画で当時売ってたの2003年の舞台版DVDも買って全部見た。
おっと、今も買えるんだ。
www.europe-kikaku.com

今は普通に映画版を見るだけならAmazonプライムビデオで見られるようだ。

今回のDVDを見るのが楽しみだ。