a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『ぜんぶ本の話』 池澤夏樹 池澤春菜 毎日新聞出版

昨日買って、ちゃんと土日のあいだに読み終えた。
児童書から始まって、SF、ミステリーと展開する本談義。
読んでる本がちょくちょく出てきてうれしい反面、タイトルは知ってるけど今現在までに読んでない本、タイトルすら知らない本等、読んでる本の数倍の本が語られる。
ああ、本読みとしてとてもかなわないと思いつつ、子供を本好きにすることでもかなわない。
って、何を競ってるんだ。
展開されるジャンルが僕の好みと似てるんだけど、大藪春彦トム・クランシーは出てこない。ハードボイルドでロス・マクドナルドが出てくるが、名前すら知らなかった。ハードボイルドといえば、ハメットとかチャンドラーだろう。って、実はどっちも読んでないのだが。ディック・フランシスは少し読んでるんだけど。あとマック・ボラン・シリーズは誰だっけ。
変な競争意識はおいといて、もっと読まないと。
ところで池澤春菜(敬称略)が別名で脚本を書いてる話があって、原作が月一連載で足りなくなってプロットを出したら書いて見ろと言われて書くようになったって、あの作品なのか?
誰も気付いてないのかWikipediaにも脚本については何も記載が無い。
池澤夏樹が昔脚本を書いた時の姓に性別不明の名前で、月2本から3本という具体的なヒントが提示されているのだが。
ああ、そんなことは置いといて、もっと読まないと。
東京創元社早川書房は少なくとも本書で挙げられている本で絶版状態になっているものについては電子版でぜひ復刻して欲しい。
面白かった。

ぜんぶ本の話

ぜんぶ本の話

『がーでん姉妹(ガーデンシスターズ)(3)~(7) (バンブーコミックス 4コマセレクション) Kindle版

kindleで買い直した2巻まで読んで、その勢いで続けて残りを読み返した。7巻まで。
個別の感想は買ったときとほぼ変わらないんだけど、続けて読むと伏線というか、エピソードのつながりが見えやすくなって楽しさ倍増。いや、5倍?
幸せな気分で読み終えた。
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あー、紙しか持ってない「てけてけマイハート」を読み返したくなったな、、、

『ぜんぶ本の話』 池澤夏樹 池澤春菜 毎日新聞出版

アトロク(アフター6ジャンクション)で親子対談を聞いた。
www.tbsradio.jp
池澤夏樹さんは、鈴木敏夫ジブリ汗まみれとかジブリ発行の『熱風』の記事で名前を知った作家さん。
池澤春菜さんは同じアトロクで本の紹介とかで初登場したときに聞いたことある名前だなと思ったら、なんとアニメ「ケロロ軍曹」で桃華の声をやってた池澤春菜だった。
で、この対談が面白くて、週末に出るというこの本に興味津々。
金曜の昼休みに大手書店の店頭でチェックしたら、新刊コーナーに平積み。
中をパラパラ見ると、知ってるタイトルがたくさん出てくるんだこれが。
もうこれは買わないわけにはと思ったけど、図書カードの手持ちがないので保留にして、図書カードを補充したところで昼休みおしまい。
本日映画を見た後にアリオ亀有の本屋でチェックしたら1冊だけ面出しで置いてあった。
これ買っちゃうと、他の人が買うチャンスを奪うことになるかなーと思ったが、誰も買わない可能性もあるので遠慮無く買う。
早めに読みます。

ぜんぶ本の話

ぜんぶ本の話

映画『風の谷のナウシカ』 @MOVIX亀有

13:10の回、シアター8のJ-9,7。
COVID-19の外出自粛が解けて、久しぶりに映画でも、と。
近所のシネコンを見たらナウシカが1日4回。他のジブリ作品も同じくらい同時にやってる。
ジブリの旧作を劇場でやるという話は聞いてたけど、身近にこんなに豊富にあるとは。
ナウシカ公開の1984年は、すでに社会人で関東圏にいたので公開初日に歌舞伎町で徹夜した口。
公開日の後一日中見るとかやったかどうかよく覚えてない。カリオストロの城はやったんだけど、あの頃は時間だけはある学生だったからな。
その後海老名でのイベント上映で見て宮さんのサインももらったけど、他に劇場の大画面で見たことがあったかどうか。
というわけで、36年前の映画だけど記憶にある限りでは劇場で最後に見てから33年ぐらい?
VHSとLDを持っていて、何度見たかわからないくらい見てるけど、その頃って持ってたテレビは21インチぐらいだし、今のようなワイド大画面のテレビで見たのはテレビ放映ぐらい。
ずいぶん遅れてDVDを買ってるけど、ほとんど見てないし。
ちなみにかみさんは公開当時社会人で、普通の社会人はアニメの封切り映画は見てないよな。テレビとかでは何度も見てるはずだけど。

と言った事情のうえで、ほんとに久しぶりに暗い劇場の大画面で没入して見た。
入場前に売店でパンをチェックしたが、ジブリ作品のパンフはないと言われる。まあ、あれば記念に買っておこうかという程度なので無問題。
昨今の密を避けるために市松模様の座席販売になっていて、ちょっと早めの20分前に入場開始して一番に入る。かみさんと一つ空けで、あいだのシートに荷物を置く。
だんだん人が増えて、何だかんだで販売された席はほとんど埋まってたのかな?
劇場でトトロのアイキャッチで始まるナウシカを見たのって、実は初めてかも。

暗い劇場の大画面で、家庭よりずっといい音響で見るオープニングでもううるうるですよ。
家で見るとついよそ見したりするんだけど、劇場だとそれがないので話に集中できるのがいい。
ラストは初回以来久しぶりに泣いてた。
いやー、ほんと久しぶりに堪能しました。

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

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『がーでん姉妹(ガーデンシスターズ)(2) (バンブーコミックス 4コマセレクション) Kindle版

これも紙で持ってるけど読みたくてポチッと。
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見事に忘れてるので新鮮に楽しんで読んだ。
お姉ちゃんs のあれこれとか、育ってるカナリとか。
電子版の後書きを読むと、紙と同時リリースだったのかな?
電子版あとがきが 2014.6 になってて、電子版奥付の発行日が 2017年8月1日ってどういうこと?

『がーでん姉妹(ガーデンシスターズ)(1) (バンブーコミックス 4コマセレクション) Kindle版』 竹本泉 バンブー・コミックス 竹書房

紙で持ってます。
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7巻を読み終えて、久しぶりに最初から読み返したいなーと思ったら1巻と2巻は紙だったのですぐ読めない。
掘ればいいんだけど、電子版のあとがきがあるだろうし、値段が新刊の半分だし、これは買うかってことでポチッとしてサクッと読了。
ああ、三つ子の弟って前のお父さんの方だったのね。すっかり忘れてる。
一方で金髪青い目のカナリは最初からいて新に家族になるエピソードとかないし。なんかそんな話あったよな?別の作品?あれ?
というわけで7巻でお姉ちゃんsが教育実習に行く中学の先生とかが三つ子に苦労してる話とかが楽しい。
電子版あとがきがしっかりあって、デジタル版を出したいがなかなか出ない話とか。
というわけで、これは最初紙だけで出たので電子版は電子版あとがきがあるだけでカバー折り返しとか本体表1,4、カバー表4は収録されてない。
でも電子版あとがきだけで十分ありがたい。
紙のあとがきには初出が書いてないけど、紙版ではどこに載ってたんだっけ?

『がーでん姉妹(ガーデンシスターズ)(7)【電子限定特典付き】 (バンブーコミックス 4コマセレクション) Kindle版』 竹本泉 バンブー・コミックス 竹書房

初出 まんがライフ2019年6月号~11月号、2020年1月号~7月号
ちゃんと予約してたので朝一で読んだ。
金曜の夜中に読めるとか書いてたのに、週末で酒飲んでタモリ倶楽部とか見てすっかり意識から消えてた。
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なんと最終巻。
って、掲載号を見るとついこないだ出たやつで終ったのか。
鉄のフライパンを育てる話。
昔死んだ母が鉄のフライパンを使ってて、使った後油を引いておくとか言われた記憶がある。そんなことを思い出しながら蘊蓄話を楽しく読んだ。
あと梅酒と果実酒の話。毎年増える理由とか。
カナリ先生の執筆環境とかサイン会とか成人式とか。
もちろん3つ子のお姉ちゃんsのあれやこれやもたっぷりと。
休日の朝、幸せな気分で読み終えた。
電子版としては表紙の次にカバー折り返しが収録されて、本編。
なかがきメイキング・オブ・がーでん姉妹の次にあとがきのページ。
電子版奥付があって、本体の表1背表紙表4を見開き収録、カバー表4。
ん?カバーの背表紙がないな。
あれ?電子版あとがきは?
と思ったら、そのあとに電子版あとがきのページ。
いったん終ったと思ったら最後にもう1ページ。
カバーで指を6本描いてたことに最後の最後で気付いたと 2020.6.5 の日付で!
ふー、堪能しました。
頭から読み返そうかと思ったら、電子版は3巻からしか買ってないのか、、、