今朝の王様のブランチで紹介された映画。
タイトルは知ってたが、グラウンドには金が埋まってる的な話だと思ってスルーしてた。
紹介を見てると違うらしいので、見るものがない週末の夜に見た。Netflixにあったし。
貧乏球団アスレチックスを立て直すデータ野球の話。
実話ベースらしいけど、そこまでMLBの事情に詳しくないのでどこが実話かよくわからない。
何年頃の話かと思いながら見てたら、どうやら2002年らしい。
経済学部出身の若いオタクが示すデータがやりたいことにマッチして、いろいろお膳立てするが、古い考えに縛られた実戦部隊に阻まれる。
知ってる人は知ってる歴史的な事実をベースにしてるんだろうけど、こっちは知らないのでハラハラドキドキで面白かった。
『人間昆虫記 1 Kindle版』 手塚治虫 手塚プロダクション
初出情報なし。
1970年から1971年にかけて秋田書店刊『プレイコミック』で連載された。
人間昆虫記 - Wikipedia
5月になったので月替わりをチェックしたらこれがあった。
読んだことがないはずなので、とりあえずサンプルをチェックしたら、ほんとに全く全然ひとかけらも読んだことがなくて、タイトルからなんとなく人の営みを描く連作短編のようなイメージを持ってたんだけど全然違ってた。
芥川賞を受賞した女性作家が、その前には女優だったりデザイナーだったり、いろんな顔を持っている。
そんな彼女の過去を巡ってあれこれ。
面白い。
2巻どうしようかな。
最近ちょっと買いすぎで読み切れてないし。
『宗三郎シリーズ 全巻収録版 Kindle版』 柴田昌弘 ゴマブックス株式会社
初出
宗三郎・見参! | 花とゆめ(白泉社) | 1980年15 |
読切「おれの人魚姫」 | 別冊花とゆめ(白泉社) | 1979年秋の号 |
読切「雪の紅バラ」 | 別冊マーガレット(集英社) | 1976年2月号 |
宗三郎・あざみ地獄 | 花とゆめ | 1981年8号 |
宗三郎・くるい咲き!! | 花とゆめ | 1981年18号 |
宗三郎・五月雨(さみだれ)慕情 | 花とゆめ | 1982年11号 |
読切「志筑(しづき)クン・理由(わけ)ありの午後」 | 別冊花とゆめ(白泉社) | 1982年夏の号 |
宗三郎・おとこ菖蒲(しょうぶ) | 花とゆめ | 1983年11号 |
宗三郎・風のプレッシェル | 花とゆめ | 1984年11号 |
読切「水の中の猫」 | 別冊花とゆめ | 1992年10月号 |
読切「悪意の谷」 |
ウィキペディアとかに割と細かく初出があったんだけど、最後のだけ不明。
柴田昌弘 - Wikipedia
コミックホームズ(Comic Holmes)-柴田昌弘(Masahiro Shibata)
Amazonのひとくくりの初出にあって、対応作が見当たらない 花とゆめ(白泉社)1980年16号 が「悪意の谷」なのかな。
柴田昌弘はごく初期を除いて画風があまり変わらない作家なので、絵を見て時期を想像するのが難しい。
これは前回99円の時に買ってしばらく放置してたんだけど、いろいろまとめ買いしたついでに手を付けて一気読み。
SFが多い柴田昌弘唯一のラブコメかな?
高校生の学園生活のあれこれ。
当時ですら男尊女卑の考え方はかなり否定され始めてたんだけど、あえてそれを堂々と表に出して時代錯誤な男子を描く。
まあしかし、外で働く男に対して家を守るだけの専業主婦はなどとえらそうに主張する宗三郎は親に食わせてもらってる高校生なのが今見ると笑える。バカかと。
でもまあ楽しく読んだ。
あ、現時点で収録順がおかしくて、いきなり「宗三郎・あざみ地獄」から始まる。
395/576 から「宗三郎・見参!」が始まってるので、2,3,1巻の順に収録されてるみたい。
Amazonには報告済みです。
『グリーン・ブラッド 全巻収録版 Kindle版』 柴田昌弘 ゴマブックス株式会社
初出
シリーズ1「グリーン・ブラッド」 | 少年少女SF大全集(東京三世社) | 1981年10号 |
シリーズ2「ファタ・モルガーナ」 | 少年少女SF大全集(東京三世社) | 1982年13,14号 |
読切「燃える珊瑚礁」 | 少年キング(少年画報社) | 1982年10/8号 |
読切「孤独(ひとりぼっち)のアダム | 少年ジェッツ(白泉社) | SFコミック号 |
読切「夜の蜜蜂」 | ウィングス(新書館) | 1982年2号 |
シリーズ3「緑のペガサス」 | 花とゆめEPO(白泉社) | 1987年3、5月号 |
シリーズ4「偽りの赤い血」 | 花とゆめEPO(白泉社) | 1987年7月号 |
シリーズ5「始末屋」 | 花とゆめEPO(白泉社) | 1987年9月号 |
Amazonに一括で載ってた初出情報を各作品に振ってみた。多分正解だろう。
55円だったので迷わず買ったもの。
1984年と1988年に出た花とゆめコミックスを発行時に買って持ってたが、こないだの大処分で手放してしまってた、らしい。
漠然と設定を覚えてただけで、ほとんど忘れてた。
まあ、読み返したという記憶がないから最後に読んだのが30年以上前かな。
被差別種族SF。
久しぶりに読んで、結構今でも通じるテーマかもしれない。
面白かった。
あらためて初出を眺めてると、読切までが第1巻なんだけど、花とゆめコミックスから出たってのがわけわからないな。
時期的にブルー・ソネットを連載中で、花とゆめの看板作家だったから?
『柴田昌弘傑作選「ミッシングアイランズ」「成層圏のローレライ」「未来都市バラン」 Kindle版』 柴田昌弘 ゴマブックス株式会社
初出
ミッシング アイランズ | 花とゆめEPO(白泉社) | 1988年7月号 |
闇巡る声 | 花とゆめEPO(白泉社) | 1988年11月号 |
ミス・コール | 花とゆめCOMICS | 1989年6/25発行 |
成層圏のローレライ | 花とゆめ(白泉社) | 1980年夏の増刊号 |
赤い仔猫は笑わない | 花とゆめ(白泉社) | 1980年23号 |
ひとりぼっちの戦争 | 少年少女SFマンガ大全集(東京三世社) | 1980年7号 |
村祭りの夜 | 花とゆめ | 1981年5月増刊号 |
枯葉の街 | 少年少女SFマンガ大全集 | 1980年8号 |
未来都市バラン | 花とゆめ | 1980年19、20号 |
第3の娘 | 花とゆめ | 1980年14号 |
クラッシュ | 別冊マーガレット(集英社) | 1975年6月号 |
こないだ99円で出てた時に買い損ねたやつ。
今日ふと見ると55円だったので迷わずポチッと。
期間限定であと2週間ぐらいは55円らしい。
新書版のコミックス3冊分なんだけど、3冊とも昔持ってた。処分しちゃったけど。
久しぶりに読んで懐かしかった。
さすがに今これ描いちゃまずいよなってのもあったりして。
映画『アンタッチャブル』 @午後のロードショー TV東京
午後ローでやったので見た。
円盤は持ってないので、久しぶり。
60年代のテレビドラマでおなじみのエリオット・ネスが、アル・カポネを捕まえようとする話。
ショーン・コネリーがベテラン警察官の役で存在感を見せる。
部分的に覚えてるシーンもあったけど、駅の階段のシーンのあと、続きが結構あったのね。
面白かった。
アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: Blu-ray
『音読教室 現役アナウンサーが教える教科書を読んで言葉を楽しむテクニック』 堀井美香 カンゼン
買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
紙の本を読む機会が少なくて、止まってた時間が長かったから時間がかかった。
音読の際に意識すること、発声する際の気持ちの載せ方、などなどを堀井さんが語る。
演技者としてのアニメーターという言葉があるけど、演技者としての読み手、かな。
今回取り上げられているのは「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」。
光景を思い浮かべながら、言葉でそれを伝える技術。
勉強になる。
僕自身が音読する機会はほとんどなくなったけど、子供の頃に音読から黙読に変えたあともずっと脳内音読をしてる。
速読的にはNGなんだけど、ずっとそうなので何度か速読に挑戦しようとしても、やっぱり脳内音読をやめられない。
なので、文章を書いている時も脳内で音読しているのでリズムが気になるし、それで文章を直したりする。
脳内音読と、本当の音読の一番の違いは息継ぎだな~と思った。
あ、「蜘蛛の糸」の堀井さんの解釈は初めて聞いたタイプでちょっとビックリした。
僕は初めて読んだ頃から50年以上経っても利己主義を戒める話だと思って読んでたので。
音読教室 現役アナウンサーが教える教科書を読んで言葉を楽しむテクニック
- 作者:堀井美香
- 発売日: 2021/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)