a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)[Kindle 版]』 アンディ・ウィアー 小野田和子 早川書房

今朝着手したはずなんだけど、帰宅後も止まらなくて先ほど読了。
月面都市を舞台に、科学的なディテールと、一方ではアクションだったりミステリーだったりいろんな要素が入り交じって面白いったらありゃしない。
ほんとに面白かった。
本書では kindle だけどちゃんと大森望さんの解説が収録されているのも良かった。

『ブルー・プラネット 星のパイロット4 (創元SF文庫) Kindle版』 笹本祐一 創元SF文庫 東京創元社

予約してたので日付が変わって少しして配信された。
後書きだけ読む。
この先の新作についての話。わくわく。

ところで、紀伊國屋書店新宿本店の文庫売り場が4階になっちゃって棚のチェックが雑になってるけど、昨日の昼の時点で、新刊棚をちゃんとチェックしたら紙が出てたのかな?
読みかけが終わってから読みます。

『アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)[Kindle 版]』 アンディ・ウィアー 小野田和子 早川書房

なんかあっという間に上巻読了。
月面都市の生活をリアルに描く、という感じだけど、パワフルな女の子の一人称でサクサク読める。
月は無慈悲な夜の女王」とか
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「ダロス」とか、月を舞台にした作品はいろいろあるけど、この作品の月社会のリアルさはまた格別。
面白い。
語り口は「スノウ・クラッシュ」をちょっと思い出しちゃった。
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アンディ・ウィアーは、最初に「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んで
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次が第一作の「火星の人」
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という順番だったので、そういう作風の人なのかなと思っちゃったら、本作はちょっと違って面白い。
下巻は明日着手。

『新装版 スケバン刑事 4 (プリンセス・コミックス) Kindle版』 和田慎二 秋田書店

第1部完。
ひどいよこんな。
ラストは覚えてたけど、そこにいたる話は綺麗に忘れてた。
なんか、和田慎二って幸せに終われないよね。

『新装版 スケバン刑事 3 (プリンセス・コミックス) Kindle版』 和田慎二 秋田書店

日付が変わってすぐ配信されたのを、たった今読了。
年取ってから読むと、ツッコミどころはいろいろあるが、それはそれとして久しぶりなのでそれなりに楽しんだ。
3巻はあのエピソードも登場。
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3巻まで読んで、この先の展開をちょっとだけ思い出した。

『生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展』 三池敏夫 (著), 宮野起 (翻訳), 東郷登代美 (写真) キネマ旬報社

井上泰幸展を見た時に買った図録。
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読まねばと思いつつ、ちょっと後回しになってたのをやっと読んだ。
大部分は展示会で展示されていたものの縮刷なのだけど、「第5章 井上泰幸を語る ー特撮に生きた人生に寄せて」は図録ならでは。
いろいろと当時の話が語られていて、やっぱり普通のファンが「井上泰幸」という名前を当時意識してなくても仕方なかったんだと納得する一方、アメリカで先に評価されたような話を読むとちょっと悔しい。
まあ、自分の努力不足なんだけど。
ってか、1980年代の海老名って、ホームグラウンドだったのに。
そんなこんなも、自分勝手な思いに過ぎなくて、ただただあの映像を生み出して下さったことに感謝するばかり。
姪御さんの寄稿文を読んだら、ちょっと泣きそうになった。
本当にありがとうございました。

『シン・ウルトラマン デザインワークス』 株式会社カラー

日劇場で見てパンフは買ったんだけど
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パンフを詠んでたら

「デザインワークス」という本に手記が載るので

という文章が。
そんなのが出るのかと思って検索したらあった。
www.khara.co.jp
パンフのグッズのとこにもちゃんと書いてある。
www.toho.co.jp
あらま、昨日はパンフしか頭になかったから見落としてるわ。

というわけで、今朝行って買って来て、先ほど読了。
大部分はデザインや設定の資料なんだけど、庵野秀明による企画書とか、氷川竜介の質問に答える形での手記が載っている。
読んでると、きっちり回収できる映画を作るというポイントを一番に考えているのがよくわかる。
一方で世間が思い込みであれこれいうのに悩まされてたりする様子が気の毒。
まあ、僕なども深く考えずに頭に浮かんだことをポロッとツイッターに書いちゃうことがあるので気をつけないと。
「超ネタバレ注意」と書いてあるので、内容についてはあまり触れませんが、昨日までの興行収入は好調なようなので、いろいろ期待が膨らみますね。