a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 Kindle版』 矢野和男 草思社

いろいろ初めて知る考え方があって、面白かった。

買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
着手までちょっと空いた上に、割り込みも入ったので読んでるときのわくわくで先を読みたい気持ちと裏腹に結構時間がかかってしまった。

直接面識はないが、ビジネス顕微鏡でデータを集めていろいろ研究してる話は聞いてた。それがここまで来てたのは知らなかった。
最初に出てくるランダムな分布の話が、隣接するデータの影響なしに単独でデータが存在することはないのでU分布になるのだという話で目からウロコ。
ウエアラブルセンサで集めた膨大なデータをAIに分析させた結果、人間が思いも寄らない因果関係が見つかったり、一方では運がいいとかそういう非科学的と思われていたことがデータで見えてくるとか。
だらだらと読んだ内容をちゃんと整理して書く能力がないのでちょっとあれだが、いろんな話が新しい時代を予見していて興味深かった。
最初の単行本が出たときにちゃんと読んでおくべきだったね。

映画『JUNG_E/ジョンイ』 @Netflix

配信開始されたのを知らなかったが、評判を目にしたので日曜午後のちょうどいい感じの空き時間に見た。

人類がその増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって半世紀、地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

じゃないが、そういう前置きがあって始まる。
途中まで結構クソ映画の雰囲気満載でイラッとしながら見てて、これ絶賛する人のセンスは信じられないんじゃないかと思いながら、それでもやめずに見てたら途中すごく良くて、すみませんでしたと謝りたい気分。

まあ、あれとあれとあれとあれのようなシーンがてんこ盛りで、元ネタ探しで盛り上がりそうかな?
あまりに自明で盛り上がらないかな?

エンドクレジットで弔意の文が出て、ググったら主演女優が昨年亡くなって、これが遺作だったのね。
合掌。
www.nikkansports.com

『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 Kindle版』 近藤康太郎 CCCメディアハウス

本日の日替わり。
レビューを読んで、サンプルを読んでポチッと。
ここもだけど、日々の文章書きには悩まされているので。
だったら積ん読にせずに早めに着手かな?

『Dr. STONE 8 HOT LINE』 稲垣理一郎 Boichi ジャンプコミックス 集英社

初出 週刊少年ジャンプ 2018年29号~38号

前巻でケータイ(無線機)を達成して、いよいよ司軍団との直接接触が!
と言うところで次は自動車だ。
と言いながら蒸気で走るのでエンジンのイメージはだいぶ違う。
首振りエンジンとか、大昔に原理は習った気がするが、そろそろ加工精度が問題になるレベルの開発に突入してて、ロストワックスで部品を作ってもその先が難しそう。
というあたりはマンガの割り切りで、ICの存在を知ってるからって軍人だけで二度目の太平洋戦争で圧倒的勝利を収める架空戦記よりもずっとちゃんとしてる印象。
ちゃんとここが弱いとかそういうポイントはしっかり押さえるとことか。
くそでかい前輪駆動の蒸気車。
昔そういうのが出る映画があったんだが検索しても見つけられなかった。鉄の乙女号。
~を手に入れた、とか~が仲間になった、とか、アドベンチャーゲーム的。あ、そのものか。

『台湾侵攻8 戦争の犬たち (C★NOVELS) Kindle版』 大石英司 C★NOVELS 中央公論新社

紙の本は 1/18 に書店の店頭でチェック。
kindleは 1/19 に配信されて、朝起きてすぐ着手したが、先ほどやっと読了。
表紙は再塗装した F-15EX。派手だねぇ。
第一次世界大戦かという塹壕戦とドローンにロボット軍用犬。
忘れた頃に雷炎大佐がちょこっとだけ出たが、今回は活躍しなかったな。

『MAO(マオ) 15』 高橋留美子 少年サンデーコミックス 小学館

初出 週刊少年サンデー 2022年第24号~第32号、第34号
発売日に買って着手したのにやっぱり一休みして、割り込みのあとやっと読了。
う~む、人間関係がどんどんややこしくなってわけわからなくなってきた。

次は2023年4月18日頃発売予定。

『鉄人28号 《オリジナル版》10』 横山光輝 復刊ドットコム

収録は下記

本誌1 1961年6月号
別冊ふろく1 1961年6月号 𝘠E6W5のなぞ
東と西のなぞ
本誌2 1961年7月号
別冊ふろく2 1961年7月号 ギルバードのゆくえ
ドラグネット博士の秘密
追跡
あらしの夜のできごと
本誌3 1961年8月号
別冊ふろく3 1961年8月号 4747号車
あらわれたギルバード
本誌4 1961年9月号
別冊ふろく4 1961年9月号 がけのほらあな
黒いレインコートの男
かいならした小鳥
洞くつ発見
あばれるケリー
本誌5 1961年10月号
別冊ふろく5 1961年10月号 ギルバードあらわる
オックスの到着
本誌6 1961年11月号
別冊ふろく6 1961年11月号 ケリーの最後
なぞのことば
ジェット気流
女王アリ
本誌7 1961年12月号

まるまる1冊超人間ケリー。
最後に「アリ事件」の導入部。
初めてカッパコミクスで読んだむかしの鉄人が「超人間ケリーの巻」だったので、「超人ケリー」と書かれると違和感がある。
本編ではどっちの言葉も出てこないが。
初めて読んだのは幼稚園とかその辺りなので、実験に使われて死んだとかの残酷さがよくわかってなかった。
互いをかばい合う兄弟と、悲しい結末。
せつないね。