買ったのはここ
面白かった。
日本の鉄道がなぜこんなに正確なのか。
江戸時代にすでに存在した刻時システムなど、日本人は昔から時間を気にする民族であった。
そしてまた、長い江戸時代の間旅行は主に徒歩でなされたため、集落の間隔が短く、鉄道ができた時も駅間が比較的短かったため時刻を管理しやすかった。
などなど、意外なところからアプローチしている。
昔よく聞いた、外国では日本みたいにうるさいアナウンスをしないという話も、逆に日本の正確な鉄道のシステムの一部として乗客をコントロールするためにはアナウンスが必要であり、アナウンスしない外国の鉄道は定刻の考えがまるで違うのだということで納得。
読了してから4ヶ月もたって書いてるからだいぶ当時の気分を忘れているが、それでもこの本が面白かったということは間違いない。