対談とかで押井さんが最近考えてることがいろいろわかったかもしれないという気になったような気がするかもしれないような錯覚を覚えることができたような気がするんだけど、なんせ4ヶ月もたったらそのときの気分って覚えてないよね。
ましてこの本に関して言えば、大きなテーマとしては押井守の立喰師というものについての何がしかということになるんだろうけど、対談だったり寄稿だったりコメントだったりでみんな体裁がばらばらだし。
でもその中で語ってるのは立喰師についてと、『立喰師列伝』という映画についてのこと。
押井守の立喰師を四半世紀にわたって見続けている身としては、それなりに面白かったと思うんだけど、実はよく覚えていません。
だめじゃん。
ってなことを書きながら、有隣堂がかけてくれたカバーをはずしてたら、本のカバー裏に「検証*押井守的思考/好きor嫌い―42の質問」ってのが載ってるのに気づいてはじめて読んだ。(2006-09-17)