a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『図説 駅の歴史 東京のターミナル』 交通博物館編 ふくろうの本 河出書房新社

買ったのは2006-05-02前の日記には書いてない。

面白かった。

東京の鉄道って、新橋(汐留)から横浜というのが最初に開通したという話は知っていても、その後どうなって今の状態になったのか知らなかった。

そういう話がたっぷり詰まっている。

みょうに古い高架っていつごろからあっての?とか、かつてあった万世橋駅が、今の線路配置から考えるとなぜそんなところに大きな駅があったの?とか、両国駅のホームから下に見えるホームって何なの?とか、1980年代になって地方から出てきた人間にはよくわからない首都圏の路線がどういう風にできてつながって発展してきたかがよくわかる。

それにしても驚きなのは、現在の山手線のようなひっきりなしの運転がずいぶん昔から行われていたことかな。

1時間に3、4本の鹿児島本線で育った身としては驚異だ。

最初から最後まで興味深く読んだ。