a_sue’s diary

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ウインチェスターM70プレ64

ヨドバシカメラマルチメディアAKIBAのエアガン売り場を見てたら、ウィンチェスターM70Pre64という箱があった。

お値段は約9万。なんじゃそりゃ。大藪春彦世代以外誰が買うんだそんなもの。

30年前に真鍮削りだしの六研ガバメントがそういう値段で手が届かなかった、ってのは置いといて、決して安い金額ではないし、そんなに売れるとも思えない。

ちなみにプレ64というのは64年以前に製造されたモデルということで、仕上げなどが格段に違ったらしい。というのは大藪春彦の小説で得た知識。

大藪春彦が死んでもう10年以上たって、若い世代はたぶんもう知らないだろうけど「ウインチェスターM70」という小説があって、ハードカバーやノベルズばかりだった大藪作品の中で、割と早く文庫になったので高校の頃読んだ。といっても友達が買って借りて読んだんだけど。

そのすり込みがあるのでウィンチェスターM70とか、ウェザビー・マークVとかはなじみのあるライフルだったりする。

昔のモデルガンではボルトアクションのライフルというのは皆無で、80年ごろになってCMCがモーゼル98Kar.を出したのが最初。そのちょっと前からエアソフトガンの走りがボルトアクションで出てたけど、モデルガン的なリアリティはまったくない、弾を飛ばすおもちゃだったので興味はなかった。

だから、いまこういうモデルガン的なリアリティを持ったエアソフトガンで、かつて興味のあった型式を突きつけられると悩む。

いや、悩んだって買えないんだけど。

ピストル系でも欲しいのがたくさんあって、でも買えてないからなぁ。

物欲の種は限りがない。