a_sue’s diary

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『横山光輝の世界展』 @川崎市民ミュージアム

本日から開催の『横山光輝の世界展』にかみさんと行ってきた。

原画や掲載誌、単行本、アニメの資料、関連商品などの展示に加え、各所でビデオを流していて大変充実した内容だった。

川崎市民ミュージアムに行くのは今回が初めて。久しぶりに乗る東横線は、209系と同じタイプの新車(っていつのだよ)だった。武蔵小杉で下りたのは実は初めてだったかも?

地図を見るとたいした距離じゃないので、歩くことにする。府中街道の並木が紅葉し始めていてきれいだ。のんびり歩いて20分弱でとどろき緑地に到着。さらに中を歩いて川崎市民ミュージアムについたのが14時半ぐらい。30分弱で着いた。

手前に鉄人を思わせる巨大な溶鉱炉が展示されていて、何かと思ったら日本鋼管で使用されていたトーマス転炉というやつだそうで。

中に入るとテレビのGR2がお出迎え。なぜGR2。

チケットを買って通路を進む。突き当たりにこれもテレビのジャイアントロボ。2階にあがってチケットを出し、展示場へ。

鉄人28号の原画や、別冊付録、カッパコミクスなどが展示されている。原画はロビーが登場する読みきりの分と、ロビー編の最初のほう。ロビー編の原画を見ると、コマを切り貼りして周囲に書き足したりしてサイズを大きくしてあるのがよくわかる。原作完全版の11巻にあたるので、これから行く方は持っていって見比べると面白いかも。今手元の原作完全版を見ると、展示されてた原画とまったく違ってる。あの状態からよくこれに戻したなぁと、改めて感心した。

その他原画と掲載誌が展示してあって、タイトルを手書きしていた時代と印刷で入れるようになった時代の変化などもよくわかる。

アニメの資料では、「魔法使いサリー」のリメイク版第2話の絵コンテが、印刷したものではなく鉛筆書きの実物で展示されていた。

原画などを一通り眺めて回り終えるのに50分。映写室ではちょうどモノクロ鉄人のバッカスの話をやっていたので最後まで見る。あわせて1時間ぐらいか。

帰りに図録を買う。会場内撮影禁止だけど、展示してあった内容のかなりの部分が図録に収録されている。1200円+税(税込みだったみたい)でこの内容はすばらしい。通販してくれれば遠方の人も展示会の内容がわかっていいのにな。

売店横山光輝作品の単行本や、金貨やらが売られているのを一通り眺めて外へ。

帰りはちょうどJリーグの試合が終わって出てきた人の波と一緒になり、来た道と違う裏道で駅へ。

ついでに南武線で川崎に出て、こないだオープンしたラゾーナ川崎に行ってみたら、中村中のミニコンサートがあるというので3階のテラスから見物。1階の丸善で「のだめ」の10巻を買って、京浜東北線で読みながら帰途に着いた。お約束で、駅降りたあと最寄書店で11巻を買って帰宅ということになってしまった。9巻でしばらくとめとくつもりだったのに。