今度の日曜まででおしまいなので、急遽見に行った。
いやあ、期待以上にすばらしかった。
僕らが子供の頃見てた科学や乗り物に関する絵のほとんどが小松崎茂作だったのではないかと思えるくらい幅広い創作がすごい。
「サンダーバード」や戦車、飛行機のプラモデルの箱絵や絵物語はこれまでにも画集などで見ているけど、下町を書いたペン画や、SF全集の表紙絵、切手関連の絵に、色鉛筆の缶の絵などは今回初めて見た。
1960年代後半からの少年週刊誌に載った未来を描いた図解はほとんど見てる。考えてみればあれが未来への憧れをかきたててくれたんだよなぁ。今、子供が読む雑誌類に未来に対する憧れなんてないものね。
改めて、小松崎茂にもらったものの大きさを実感したのでした。
600点の展示物を見て一回りするのに1時間半。そのあと小松崎茂への手紙を書き、繰り返し流されていた1994年に日本テレビで放送された内容を編集した約10分のビデオを見て、開場を離れるまでが約2時間。
たっぷり堪能しました。
プラモデルのパッケージもいくつか展示されていたけど、サンダーバード秘密基地の箱は大人の目で見ても巨大だった。まして小学生の頃ならそれはもう信じられない大きさですわね。