というわけで、午前11時からの回を見て帰宅しました。
会場には年配の方が多く、特撮ファンよりも一般の方が多かったと思います。
小さな子供も結構連れられてきていたなぁ。
11時にスタートして最初に大学の方の挨拶があったあと、満田監督から作品紹介のトーク。
- 大学のキャンパスはロケ地を探すのが難しく、円谷一さんの個人的なつてで学習院で撮影できることになった。
- ロケハンに来てみたら、このピラミッド校舎があり、おもしろい絵が撮れそうだと思った。
- しかし、68年の大雪がなかなか解けず困っていたところ、結局ミニチュア側に雪を足すことにして解決した。
- ウルトラホーク発進シーンの誘導員の声は私(満田監督)ですのでそこもお聞きのがしなく。
11:11 から上映開始。
なんかフレームがずれていて、一番上の部分が下にちょこっと出ている。音もあまりよくなくてセリフが聞き取りづらい。
ってなことは問題ではなく、16mmフィルムでセブンを見る機会があったのがやっぱりうれしいですね。
第29話「ひとりぼっちの地球人」という話はあまりよく覚えていなくて、新鮮な気分で見ました。
地球人の姿をしていたプロテ星人が宇宙人の姿にもどったところで、胡蝶蘭の顔をしたあれかと思い出す。
キャンパスのミニチュアの中央に鎮座ましますピラミッド校舎。カメラがずーっとスライド。
そこに現れたセブンがよろめいていきなりピラ校に倒れ込んで壊してしまった！会場から笑い声が上がる。
なんだか建物を壊してるのはセブンばかりだな(笑)
というとこで終了。
上映後の満田監督のトーク。
自分が今いる建物が壊されるというのは長い人生で初めての経験でした。皆さんもそうだったのでは。
その後質疑応答。
シナリオと映像の違いについての3つの質問をされた方や、早くから手を挙げ続けていたマニアっぽい後ろ姿の方などもいましたが、子供からの質問もあり和やかに終了。
- なぜ監督が誘導員の声をやったんですか？ > 英語のセリフを役者さんに指導していたのだけど、音響の人から監督の方がいいといわれたので。
- ソガ隊員の婚約者役の女優の方は > 今も年賀状のやりとりはある。今日の案内も送っておいたから来ているかも。北林さんいますか？(と会場に呼びかけるが応答なし)午後の回に来るかも知れない。
覚えている質問はそんなとこだったかなぁ。
外に出ると風が強く寒かったです。
せっかくなので池袋に歩いて、久しぶりにジュンク堂で1時間ほど過ごし、本を2冊ほど買って、吉野家で牛丼食って帰宅。
千代田線の荒川鉄橋からは午後の時間にもかかわらず富士山が見えていました。
