a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『ARIEL(エリアル) 01』 笹本祐一 ソノラマノベルス 朝日新聞社

途中でいろいろ割り込みがあったので、着手はずいぶん前だったのだけどやっと読了。
獅子王」連載時から読んでいるので長いおつきあい。文庫の1,2巻を読んだのが1987年で、なんと21年前か。その後どんどん続きが出たのであまり読み返した記憶がないから、20年ぶりということで。
昔から読んでる人間にとっては今とあまり変わらない印象なのだけど、若者が読むと時代を感じたりするのかなぁ。今の笹本なら書かないなという部分は、岸田博士が白衣の中からライフルやらバズーカを取り出すようないかにもアニメギャグなシーンぐらいで、ディテールを書き込むことで何でもありそうに思わせるうまさはこの頃から変わらない感じ。今回書き下ろしの「マイナス1話 はじめて歩いた日」も、1,2巻分といっしょに読んでなんの違和感もない。たっぷり楽しみました。02が出る前に読み終えてよかった。

ARIEL 1 (ソノラマノベルス)

ARIEL 1 (ソノラマノベルス)