マラソンの科学。本日開催の東京マラソンに合わせた企画ですね。
マラソンの選手と一緒に走る。100mを19秒ちょっとで走ってしまってとてもついて行けないから、10kmぐらい走ったところで100mだけ競争を挑む。ところがペースはあまり落ちてなくてやっぱり敗北。20kmでも同じ。マラソン選手はなんとか筋という持久力の筋肉がたくさん付いているからという。
走るのに履き物はなにがよいかという調査のために、同じくらいの記録を持つ5人の選手にいろんなものをはいて競争してもらう。タイム順は下記。
- 地下足袋
- スニーカー
- わらじ
- 裸足
- 下駄(棄権)
足への衝撃を計測すると、その順番で衝撃が重くなる。地下足袋が裸足の半分ぐらいの衝撃しかないというのはちょっと驚き。
で、最新のマラソンシューズは衝撃吸収材が入っていて足への負担が軽い。ところがトップランナーの靴は意外にも衝撃吸収材が入ってなくて、その代わり重量が300gぐらいと大幅に軽量化。一般のマラソンシューズは700gぐらい。トップランナーの足は、それ自体が衝撃吸収できるようになっていて、同じ靴を履いて走って計測すると衝撃の小ささが歴然。すばらしい。
あとはマラソンを走るときの注意事項
- ワセリンで衣服との摩擦を防止
- 止まらず身体を動かし続ける
- 給水は少しずつ
あと2点ぐらいあったのだけど、何だったかな。なかなか興味深かった。