「運命の七星」序章「棺桶七つ」の初出が週刊少年キング '74年9/2号(No.37)〜'74年9/16号(No.39)。
冒頭は『ダーティ・ハリー』を彷彿とさせる銀行強盗を退治するシーンから。サービスたっぷりにアクションの見せ場の連続で本編につながる。
本編はというと、アクションの見せ場を作るためにほとんど日本じゃない日本を設定してやりたい放題のアクションの連続。
ここら辺から若い読者はつじつまのあってないとこに突っ込むのに忙しくて楽しめなくなってくるかも。そんなの関係ないのよ、この作品には。けがのダメージとその回復とか、途中の時間経過とか、そんなこといちいち考えない。気にしない。それが『ワイルド7』を楽しむ正しい姿勢というものです。
ワイルド7 運命の七星 前編(14) (ぶんか社コミック文庫)
- 作者: 望月三起也
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2008/04/02
- メディア: 文庫
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