届いたのはここ
手塚治虫が、出版のたびに作品に手に入れた話は有名だし、これまでも何冊かそういう本を読んできた。
この本の場合に興味深いのは、「なぜ」の部分。なぜ手塚治虫がそういう改変をしたのか。その理由を推測していたりするところがおもしろい。ここを削除したのはこういう理由ではないか?という部分。なるほど、というとこがいろいろ。
語りが暴走して、評論文というよりは漫談に近いところがあって、その辺が好き嫌い別れるところだと思うけど、僕は許容範囲内でおもしろかった。
この本が出たのが2002年。今、この本の中で元の形で読むことが出来ないと書かれているライオンブックスが、発表当時の形で手に入るようになっている。読んでみたい気持ちはあるだが、ちょっと手が出ない。う〜ん、でも読んでみたいよなぁ。
- 作者: 野口文雄
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: 大型本
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