高橋留美子展 @松屋銀座

最後まで行こうかどうしようか悩んでいたのだけど、最終日の15時半すぎに現地に行って様子を見ると、やっぱり混雑している様子。でもこの機会を逃したらという気持ちも働いて、結局見てきました。
せっかくかみさんと二人なので、入場券は通常のラム&パンダと、スペシャルの響子さん&犬夜叉を1枚ずつ。最終日だけどスペシャルはなくなってなかったのね。
入るとすぐに3分間のオープニングアニメをやっている。これは少年サンデーうる星やつら*130周年ということで、めぞんは入ってません。各作品の特長をうまくかみ合わせた楽しい作品になっておりました。
以降は各作品の展示。作品ごとに一区切りのスペースにして、まわりの壁にカラー原画。中央にコミックと生原稿という構成。


最初は「うる星やつら」。壁に張り付くように遅々として進まぬ行列があるので、その手前から絵とキャプションを見てささっと通過。カラー原画の美しさは感動ものですよ。迷いのない線にきれいな彩色で、ほんとに美しい。一番最初に飾ってあった、ラムに小さなキャラが絡んでいる見慣れた絵の原画が、こんなに小さいの?というのが一番の驚き。うる星では1983年、84年あたりの絵がやっぱ良いですねぇ。
生原稿は、最終回。単行本用にページが記入され、最終ページには初出情報の写植が貼ってありますよ。これをちゃんとした順番で見るためにはさすがに行列に並ぶ必要がありましたが、そのかいはあったというもの。
あと、この展示のために書き下ろされたラムがいたけど、やっぱりワイド版以降のらんまみたいなラムであった。


次はもちろん「めぞん一刻」。展示スタイルは同じだけど、複製原画集『想い』の原画が多数あって、なつかしい。この頃は原画集を買う余裕があったなぁ。どこかに大事に埋めてあるはず。それにしてもカラー原画がきれいだ。淡い色使いがなんともいえずすばらしいですよ。
一刻館の玄関風の入口や、管理人さんの部屋や、一刻館全体の模型(1/50だったかな?)なども展示。ここでも生原稿では行列が出来てる。素直に並びました。
展示のための書き下ろしで、うる星の続きでラム+響子さんになってるのだけど、響子さんの顔がどう見ても「犬夜叉」のかごめ。もう響子さんはかけなくなっちゃったかなぁ。


3番目は「らんま1/2」。この辺になると、実は前2作ほどの思い入れがない。もちろん原画を見ることができてしあわせではあるのですが。
書き下ろしイラストではパンダが絡んでくる。
4番目はもちろん「犬夜叉」。ここは壁際の動かない行列の他に、中の空きスペースを埋め尽くす行列があって、その隙間を抜けながらカラー原画を見物することになってしまった。あとでわかったけど、中の行列は上映スペースの待ち行列でした。そんなもん見てる暇などないわ。
その次が、人魚シリーズを含むその他短編類。う〜ん、なんか読んだことないようなのが一部あったような気がする。時期的に80年代に戻るので、「らんま」「犬夜叉」のあとで見ると、タッチの違いが歴然。


最後に「My Lum」。「うる星やつら」の新装版コミックに収録された、他の漫画家が描いたラムの原画。これが、作者名だけでなく一言語ってる文章がついてるので、輪をかけて列が動かない。それでもちゃんと読みたいので今度は並ぶ。
並んでるあいだに「会場限定図録は完売しました」の看板を持ってうろついてる係員を目撃。なんですと!この時点で16時半ぐらいだったかなぁ。最終日の夕方売り切れるというのは、読みとしては悪くないが、駆け込み需要分ビジネスチャンスを失ってますね。
って、冷静に批評してる場合じゃなくて、図録が手に入りませんよ。通販してくれんかしら。
結局列が動かないので、あきらめて一歩引いたところから人の隙間を塗って絵と名前と一言をざっと見る。全部カラーだものなぁ。何て豪華な企画なんだろう。


出口のところにさっき見た看板が立っていて、図録は売り切れ。
物販コーナーで新装版うる星の、「My Lum」をちらっとチェック。やっぱ白黒収録よね。
あと20分で終了という声を聞きながら、物販を一回りして外に出る。
滞在1時間という慌ただしさに加えて大混雑ではあったけど、美しいカラー原画を見ることができてほんとに良かった。

*1:サンデーは50周年だわな