a_sue’s diary

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『「奇」の発想 みんな『少年マガジン』が教えてくれた』 内田勝 三五館

届いたのはここ
持ち歩きにくいハードカバーなのでしばらく寝かしてた。夏休み中に持ち歩いたら、帯を傷めてしまった、、、
少年マガジン』など、マンガ雑誌の編集長としか知らなかったので、そのあとの経歴はこの本で初めて知ったようなもの。1998年に出た本なので、その時点までなのだけど、新しい仕事を任されたときに、徹底的に考えてどうすべきかを決めているところは、最近のビジネス書に通じるところがある。50年も前から、やってる人はやっていると言うことか。
活字主体からビジュアル主体に変わっていくと予見して、世の中の変化に合わせて編集方針を決める。大衆から、個人に移っていく様子を産婦人科での新生児が一人ベッドに寝かされている様子から予想するとは。とかいろいろ。
いろいろ刺激を受けました。
ただ、先行する『POPEYE』に対して『Hot Dog Press』の方針を決めて云々という話があるのだけど、当時の僕は年齢的にはちょうどターゲットだったはずだが、こういう雑誌を読むメンタリティを持ち合わせていなかった。なのでこの時期以降まったくお世話になってなかったりするわけだ。

「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた

「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた