買ったのはここ。
着手したのがだいぶ前なので、最初の方の話を忘れてる。
マンガが、その初期の手塚作品からSFであり、手塚作品の土台の上に日本のSFが広がっていった。とかなんとか。あとは年代別にSFマンガの変化とか、劇画とSFとか。著者は1953年生まれとのことなので、僕より4歳年長で、たぶん同じようなものを見て育っていると思う。当時当たり前のように受け止めていて、変化とも思わなかった変化を、このように俯瞰して解説できるってすごい。
この本は1979年までの状況についてまとめ、1980年に出版されたそうだが、残念なことに当時その存在すら知らなかった。あの頃この本を読んでいたら、どんな風に受け止めただろうか。
それにしても、解説が高千穂遙というのがなんともだなぁ。
- 作者: 米沢嘉博
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/08/06
- メディア: 文庫
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