a_sue’s diary

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『ストップ!にいちゃん〔完全版〕二学期 【下】 アルバイトにいちゃんの巻』 関谷ひさし マンガショップ

これも昨日一緒に届いてたのだけど、読み終われなかったもの。
初出 月刊少年

風邪騒ぎ 1964年12月号〜65年1月号
大雪合戦 1965年2月号
イヤなやつ! 1965年3〜5月号
イカダでアルバイト!? 1965年6月号

個人的には、この1964年12月号から定期購読を始めたので、雑誌掲載時にちゃんと読んでいる。
ちなみにこの巻の時期って、「鉄腕アトム」は「地上最大のロボット」の終わりから「ロボイド」、「ロビオとロビエット」の初回まで。「鉄人28号」は「VL2号」、「光る物体」の最初あたりまで。
これより前って、近所の年上の友達のところで『少年』を読んでも、全部の作品を読むわけじゃないからあまり記憶に残ってないのかも。でも貸本で借りたこともあるんだよな。そのあたり、サンコミックス版で読んだ記憶なのか雑誌掲載時の記憶なのかはっきりしないのが多い。
で、この巻では雪合戦とか、春になって練習を始めるとか、梅雨時で水があふれるとか、そういう季節感ネタが増えてくる。
それにしても「イヤなやつ!」の北条くんはなかなかイヤなやつで、学科も運動もできるが扱いにくい南郷勇一とあわせて、小学校低学年の頃読んでしまって人格形成に影響受けてしまったかも(笑)
北条くんは、サチコにひっぱたかれて「パパにだって殴られたことはないんだぞっ、そ…それを!」と、どっかで聞いたセリフを言ってくれます。もちろんこっちが10年以上早い。
また、1965年5月号分で、試合に行く勇一を『鉄腕鉄人』のコミックを読んでて応援に行かない賢二という話が出てきてて、積んであるのを見るとカッパコミクススタイルの薄くて大きいサイズに見えるのだけど、1日読んでも終らないくらいの冊数を所有するなんて、当時は夢のまた夢で、すごくうらやましかったことを今でも覚えてますよ。いまやそんなシリーズを山ほど抱えて置き場所に困ってるわけですが。
二学期でここまで来たので、残りの三学期の分は基本的に全部読んだことあるってことになるかな。
巻末にはもちろん各号本誌・付録の表紙を完全収録。今回の表紙は1965年3月号付録のものです。