買ったのはここ
堪能しました。
60年代から70年代にかけて、海外TVドラマがたくさん放送されていて、こっちもそれをたくさん見てたんですが、80年代以降はあまり見なくなっちゃって、だから最近のドラマの話はあまりぴんと来ないんだけど、このムックは昔の作品の話がたくさん載ってるのがよい。
取り上げられてる作品で、見てたものをざっとあげると
- 電撃スパイ作戦
- ダンディ2華麗な冒険
- プロテクター電光石火
- おしゃれ(秘)探偵(事件をあばけ)
- 幽霊探偵ホップカーク
- 空飛ぶモンティ・パイソン
- サンダーバード
- 謎の円盤UFO
- キャプテン・スカーレット
こんなところ。記事として取り上げられてないものだと「宇宙船XL-5号」「ジョー90」「コルディッツ大脱走」あたりとか。
「おしゃれ(秘)探偵」は、僕が見てたのは「事件をあばけ」というタイトルで放送されてたんだけど、それについてなにも書かれてなかった。なんでだろ。
「サンダーバード」について、最初のNHK放送が30分だったという間違ったことを書いてあるが、ちゃんと1回で1話、45分枠だったと思うけどちゃんとした形で放送されていた。で、吹替え・字幕翻訳の木原たけしさんの談話が連載されているんだけど、そこに「サンダーバード」の話がある。
プロデューサーから「翻訳の口調は人形劇のような感じではなく、実写ドラマみたいに普通に訳して欲しい」という要望があったそうだ。まさにそこよ、当時見てたこどもだった僕などが惹かれたのは。フォーマットも大人向けのドラマのフォーマットだったし。余計なナレーションでぐだぐだ説明しないところもよかった。
逆にテレビ局の担当者にお願いされてナレーションをがんがん入れまくった作品もたくさんあるとか。「キャプテン・スカーレット」のDVD-BOXを見てていらいらした、わかりきったことをぐだぐだしゃべるナレーションはそういうことか。
というような裏話を含め、この「海外TVドラマ マニアックス」のシリーズはおもしろいなぁ。Vol.2はタイトルがあまり惹かれないんだけど、そろえておくべきだろうか。
英国テレビの大逆襲 (海外TVドラマ・マニアックスVol.3) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
- 作者: 岸川靖
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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