a_sue’s diary

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『ヒカルの碁 完全版 3』 原作:ほったゆみ 画:小畑健 愛蔵版コミックス 集英社

初出 「週刊少年ジャンプ」H11年(1999年)24号〜33号。
買ったのはここ
三谷を引き込んで中学の大会に出る。
この巻で一番泣けたセリフは、三谷がずるをすることをずっと嫌っていた筒井さんの
「なんだよ作戦上って!」
「み…三谷はな―」
「1年生だけど 僕の10倍強いんだ」
「三谷はちゃんとうちの大将だよ!打てばわかるさ」
「なめるなっ」
これで三谷の心が動き、ずるをしないで打つことに目覚めていく。なんかうまく言葉にできないけどその辺の描き方がうまい。


新書版コミック全23巻を今回は全20巻に直してるわけだけど、完全版3巻巻末の引きはいい感じだ。
最近、マンガは見開きを計算して描いてあるから、雑誌掲載時と単行本で見開きが違うのを指摘する話をよく目にするんだけど、雑誌連載が単行本になるのが当たり前になった時期から、連続ものの場合は連載時に単行本1冊分でどういう山を作って引くかとか、そういう設計をしてる作品もたくさんあるはず。で、それが「完全版」という名前になったときに巻の切れ目が変わるってのはどうなんだろう。
「最初の単行本の切れ目で読みたい!」という意見は出てこないのだろうか?実は僕はちょっと気になってます。

ヒカルの碁完全版 3 (愛蔵版コミックス)

ヒカルの碁完全版 3 (愛蔵版コミックス)