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『感動の名セリフ!泣ける最終回!史上最強アニメ名場面50』 テレビ朝日

これまでと同じネタだと思ったら、ちょっと違った。一番違うのはスタジオがないこと。で、1万人にアンケートした結果で第1話と最終回をやる。
ハイジ、タイムボカン、怪物くん、マジンガーZ、三千里、ドラえもん鉄腕アトムなど、いろいろあったけど、これまでとちょっと違う趣向が。
ハイジの第1話、ほんのちょっとにまとめられてた街角でおばさんを待つところから、怖いおじいさんの前で立ち尽くすところまでに30分かけたというのは、当時も今もちょっと考えられないよね。その後『赤毛のアン』で同じ高畑勲がやっぱり30分かけてすごく丁寧にアンとマシューの出会いを描いているけど。今回アンは紹介されなかったけど、DVD-BOXはやっぱり買っておくべきだろうか。
最終回の最後に、登場人物が挨拶するという作品がいくつかあって、『巨人の星』のみんなそろってご挨拶、『鉄腕アトム』のこれもみんなでご挨拶のあと、次週から始まる『悟空の大冒険』の悟空がアトムに化けて挨拶するとか、ここら辺は貴重な映像であった。
それにしても、手塚治虫が自分で絵を描いてる『鉄腕アトム』第1話のトビオの交通事故のあたりのシーンとか、最終話とか、キャラの絵がすばらしい。
途中平成仮面ライダーの紹介がいろいろあって、イケメン俳優のデビューが仮面ライダーだったというのがいろいろ紹介されていたが、初代の藤岡弘、も紹介されていたのがよかった。あと、意表を突かれたのが、劇場版で登場したというゆいいつの女性ライダー。当時16歳の加藤夏希がライダーをやっていたってのは知らなかった。そんなに筋金入りだったとは。
そんな中で許せなかったのが『みなしごハッチ』。第1話で、これまでお母さんと思ってた人が、生みの母ではないとわかったとたん「さよなら、おばさん」って、おまえそれはいくら何でも人としてどうなの?ハチだからいいの?
まあ、そんなこんなで最後はお約束で『フランダースの犬』だったのだけど、最終話の前に第1話を紹介していたところがよかった。
でも何よりも一番よかったのは、余計なスタジオ芸人がまったくでなかったこと。
NHKロボコン放送も見習って欲しい。