『人類は宇宙を目指した!北野武×NASA50年 奇跡の挑戦! 完全実写ファイル』 @日本テレビ

公式ページはここ
http://www.ntv.co.jp/uchu/
スタジオ付きドキュメンタリーな作りだったけど、なかなかよかった。
NASAができて、JFKが1960年代に人類を月に送り込むと宣言して、あ?順番が逆かもしれんが、ともかくマーキュリー計画で人類を「宇宙」に送り出し、月に行くためにジェミニでランデブーやドッキングの実験をし、アポロ1号の悲劇を経て11号でついに人類が月に立つ。しかし13号では重大な事故が起き、絶望的な状況から知恵と工夫とチームワークで飛行士たちを地球に無事帰還させる。そこまで。
メインキャスターの北野武がきちんとした知識を持っていて、宇宙飛行士毛利さんがいて、というスタジオにJAXAの専門家も呼んでいて、基本的にそういうちゃんとしたメンバーだったのがまずよかった。お笑い芸人はなし。
アポロの月着陸に向けて、NASAが順番に手順を踏んで技術を確立していく様子をうつす。月にいって帰ってくるためにはランデブーとドッキングが必要。そのためにジェミニで練習した。じゃあそれってどのくらい大変なの?ってのをテストコース上100km/hで走る自動車同士のランデブー、ドッキングの模擬実験で示す。100km/hで走る車を、わずか20cmの間隔に保ってコントロールするのがいかに難しいかは、素人でも映像から感じ取ることができる。まあ、実際には無重量状態で外乱がないから、もうちょっと楽かも知れないけど、わかりやすい実験映像がよい。
そうやって実験してた高さがどのくらいなのか、直径50cmだったかの地球の模型にジェミニを串で刺して、示す。じゃあこの地球から月に行くってどのくらい遠いの?というのを、同スケールの月を持ってスタジオの端まで行って示す。これは遠いわ、と、誰でもわかる。うまい。
アポロ11号については、再現ドラマも交えてたけど、警報を無視して着陸を続行するが、そのために予定地点を過ぎてしまった。管制官から「あと60秒」「30秒」というコールがはいる。これが燃料の残り時間というのは知ってる人は知ってる話で、スタジオでもそこに触れれば触れられたろうけど多分全体の時間の中で無視したのだと思うな。そうひいき目に見たくなるほど、全体の構成がよかった。
エンドクレジットをちゃんと見なかったので、この構成に専門家がどのくらいかんでたのかよくわからないけど、1960年代の宇宙進出時代をよくまとめてあったと思う。
小学生の頃、あれをずっとテレビのニュースで見ながら育ったんだよ、ぼくらの世代は。そりゃ宇宙にあこがれるわなぁ。
満足です。