『ハッピーフライトビジネスクラス・エディション』東宝

昨日、本編と特典を一通り見たので、コメンタリだけ残ってた。というわけで口直しに、コメンタリで見た。
語りは矢口監督で、聞き手は乗り物好きで「鉄子の旅」にも登場したフジテレビの笠井信輔アナ。
場面ごとの解説をしてるとこもあったけど、それと関係なくこの映画で目指したものとかやりたかったことを語ってる部分も多くて興味深い。というか、一層この映画が好きになっちゃいましたよ。
説明しすぎないようにするとか、リアルな操作、計器の表示にこだわるとか、音楽は見終わったときに頭に残らないようにとか、おこちゃまむけな映画とは違うオトナの映画だよね。
工具をエンジンのとこに置くシーンで、ボーイングのエンジニアたちに見せた時だけ客席がどよめいたとか、そういうエピソードも語られていておもしろかった。
昨日本編を見たときに、ここはミニチュアだったのかと思ったとこ(はっきり書かなかったけど離陸シーン)は、実は実写だったとか、意外な事実も判明。コックピットはすべてセットで、背景は合成。って、光が自然光にしか見えないんですけど。
1回見ただけで、十分元をとったなという満足感があります。