『銀河乞食軍団黎明編１〈蒼橋(あおのはし)〉義勇軍、出撃!』鷹見一幸野田昌宏◎原案ハヤカワ文庫JA 早川書房

買ったのはここ
面白かった!
大元帥閣下の「銀河乞食軍団」は遠い昔に読んだきりなので細部を覚えてないけど、この作品の舞台設定や、社会の成り立ち、生活の細部に至る描写は「銀河乞食軍団」の名にふさわしいすばらしさ。
無重量状態での動作の描写、軌道上での運動の描写、高次空間を利用した超光速と通常空間の使い分け、どれもとってもセンス・オブ・ワンダーを感じるし、ビジュアルだし、すばらしいですよ。
登場人物紹介のところに気になる名前があって、本篇のあの人の関係者だろうかと思ったら、なんと女性だったからあの人そのものなのね。名字だけで下の名前が書いてなかった(設定されてなかった?)から、男だと思い込んでた。思い込みはいかんですな。
本篇で記憶にある名前がムックホッファ頭目とロケ松ぐらいなので、今回登場した人たちのうち、本篇に出てくるのがどのくらいいたのかよくわからなかったのが悔しい。合本読まなくちゃ。