『BAT-MANGA!』 Chip Kidd PANTHEON BOOKS

届いたのがここ
何しろ大きくて重い本なので、着手するのに心構えが必要だった。
編者はちゃんと少年画報社とコンタクトしてるようなのだけど、この豪快な作りはすごい。版権も怪しいようなものも含めて、とりあえずガンガンぶちこんである。
桑田次郎にインタビューしてるとこはなかなか興味深い。
それはさておき、本篇ですよ。「エリート」と「エリート第2部魔王(エルケーニッヒ)ダンガー」の間の時期ってことで、一番なじみのあるタッチの頃。このあと「デス・ハンター」で線がずっとシャープになり、「カワリ大いに笑う」で背骨が曲がってしまった。
この頃の絵はいいですね。
話の方は、吹き出しの中の英語を読まなくてもだいたいわかるのだけど、収録順がけっこういい加減で、エピソード単位にかなりいい加減に入れてある。
それでもこの絵を見られるだけでしあわせだし、一緒に収録されてるその他諸々のページも懐かしい雰囲気で満足です。