a_sue’s diary

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『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎 1』 藤子・F・不二雄、藤子不二雄(A) 小学館

初出、週刊少年サンデー1964年6号〜14号、1964年24号〜49号、別冊少年サンデー1964年秋季号。
届いたのはここ
ISBNで全集の2冊目とかいいながら、やっぱり読むのは年代順でしょうということでこれから着手読了。
巻末に各話毎の初出情報どころか、カバー・口絵のそれぞれの初出情報まで載っている。各話についてはその後の修正や印刷物から収録の情報まで。初出情報にこだわりのある私には感激のマニアバージョン。
さらに折り込みのチラシには少年サンデーと学年誌の連載年表もある。学年誌分は第2期以降の刊行だそうで。
中扉には、藤子・F・不二雄藤子不二雄(A)の名前があるが、スタジオ・ゼロはクレジットされてない。中を読んでいくと、脇キャラでは石森章太郎のタッチが目立つし、チビ太が出てきたり、野球選手がつのだじろうだったりするのがわかるが、ここら辺の権利関係で長いこと単行本が切れた状態になってたんだろうか?


オバQ」は連載開始からは読んでないはずで、どっかの増刊号あたりでまとまったのを読んだのが最初じゃないかと思う。サンデーの連載開始時には幼稚園で、この頃は自分の小遣いでマガジンを買ってたけどサンデーはいとこのところで飛び飛びに読んでたかどうかという時代。
学年誌を小学一年生からずっととってもらってたので(本屋さんから毎月自宅に配達してもらうことを「本をとる」といっていた)、1965年1月号から小学一年生に載った分は間違いなく読んでるはず。
その後単行本になったのも貸本で読んでるはずなんだけど、今回きっちり全集でまとめてあるのを読むと、初期のエピソードで記憶にないものが結構ある。まあ、最後に読んでからそれこそ40年ぐらいたってるはずだし、忘れててもしょうがないか。
表紙はかわいいオバQなのだけど、1巻に収録されてる部分ではまだまだ大きくてちょっとぼけた印象が強いキャラ。エピソードも落語的な生活マンガの延長にあって、ちょっと時代を感じるとこですね。
久しぶりに読む「オバQ」は、懐かしさで一杯でした。

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)