『アイの物語』 山本弘 角川文庫 角川書店

買ったのはここ
面白かった。こんな切り口があったとはという驚きと、素直に泣ける話と。
人間とアンドロイドが対立している未来。アンドロイドに敗れてとらわれた少年に、そのアンドロイドが物語を読み聞かせる。
全部で7つの物語が語られるのだけど、5つまでは発表済みの自作短編を取り込み、あと2編とつなぎを描き下ろして大きな物語を作りあげる。
人間と機械にこんな未来がありうるのか。これまで何度も取り上げられてきたこのテーマで、こんな考え方があるのか。読んでいる間、もうそればかり考えてましたよ。
いやあ、やっぱ山本弘は文庫なんか待ってないで新刊の単行本をどんどん買わないといかんわ。
『ギャラクシートリッパー美葉』が最初に読んだ作品で、当時あまり普通の作品が出てなくて、結局あまり読まないままずいぶん長いこと放置してしまった人なのだよね。ちょっと今手に入る本を積極的に手に入れて読まねば。

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)