『ヒカルの碁 完全版 19』 原作:ほったゆみ 画:小畑健 愛蔵版コミックス 集英社

初出 「週刊少年ジャンプ」H14年(2001年)49号〜52号、H15年(2002年)3・4合併号〜12号。
古瀬村さんがやらかしてくれて、気持ち的に大荒れ。基本的に悪人もネガティブな人間も出てこないのだけど、間抜けがひとり入るだけでこれだけのドラマが生まれるのがうまい。
北斗杯を前にしての合宿とか、大会での緊張と克服。この辺の見せ方がすごくうまい。今さらネタバレでもないからどんどん書いちゃう。
解説がだめ出しした状況を、自分の力をたよりに少しずつ挽回していく。そこで逆転しちゃわないとこがまたうまくて、リアルに見せるところ。さらにそれを上回る視点を持った人物の存在を見せるところで、この先がどうなるのかまったくわからなくなっていく。連載時、単行本時と読んできて、今また泣けるほど見事なこの展開はやっぱり素晴らしい。
あと1冊で完結!

ヒカルの碁完全版 19 (愛蔵版コミックス)

ヒカルの碁完全版 19 (愛蔵版コミックス)