『藤子・Ｆ・不二雄大全集ジャングル黒べえ』藤子・Ｆ・不二雄小学館

初出『小学一年生』1973年3月号〜12月号、『小学二年生』1973年3月号〜1974年1月号、『小学三年生』1973年3月号〜10月号、『小学四年生』1973年3月号〜12月号、『小学五年生』1973年3月号〜12月号、『よいこ』1973年3月号〜8月号、『幼稚園』1973年4月号〜7、9、10月号、『毎日新聞大阪版(夕刊)』1973年2月3日付〜2月17日付、6月9日付〜7月14日付
届いたのがここ
アニメがすごく好きで、第1話のぶっ飛びかたでもうめろめろ。大好きな作品なのだけど、マンガはほとんど知らなくて、上記の初出リストを見るとわかる通り、連載はほぼ全学年に渡ってるものの1年続いてないし、73年の3月号ってかろうじて弟が6年生なのだけど、6年生はリストに入ってないし。そりゃ見る機会ないわなぁ。
F先生のおはなしで、アニメ先行だったと書いてあるけど、この1冊分を見ても丸っきりまとまりがなくて、個々のエピソードは描かれてるけど大きな流れが全くない。アニメの第1話だと四年生の鳥の巣箱と三年生の恩返しの穴と石ころの話が一緒になったようなストーリーだった。大好きだった割に最後どう終わったかまったく記憶になくて、自分でもちょっとふしぎ。
アニメ後半に出てくる~~トウリャンセコイヤ~~トオリャンセコイヤの木とガックは毎日新聞の四コマでちらっと出てくるだけ。何もかんも断片というのがこのマンガの印象。
ところで、連載開始がほとんど全部3月号なのだけど、これは学年が変わるところで購読をやめられないようにという事なのだろうか。読者数が減り始めてた?