初出 週刊漫画ゴラク '10年5月〜7月
初出情報を週刊誌の月で書くって、すごくアバウトだなw
出たときから友人情報などで噂は聞いていて、出会ったら買おうか程度に思っていたら、あっという間に3ヶ月たって2巻が出ちゃった。こんなことしてたらいつまでたっても出会えないと思って、マジメに探し始めたのだけど、これが全く出会えない。結局昨日の帰りに丸の内丸善で1冊だけ棚差しだった2巻をゲットしたのだけど、1巻を読まないと始まらない。というわけで、本日久しぶりに神保町に行って、書泉グランデでゲット。ブックマートでは1巻は見当たらなかったけど、グランデでは2巻と並んでどんと平積みだった。
永井豪は、デビュー直後から知ってるマンガ家の中でも最も古い人の一人。当時の数々のギャグ作品のほとんどを読んでるし、もちろん「デビルマン」も最初から読んでいる。
この作品は、その「デビルマン」開始当時から始まり、その創作課程の裏側を書いてるわけね。その行き当たりばったりぶりが永井豪らしい。というか、そこが魅力だから、後に手を入れれば入れるほど壊れていくんだよなぁ。絵も当時の方が迫力がある。
ともあれ、どう考えてどういう風に作っていったかというところが当時の読者としてはすごく面白い。
余談だけど、「ガクエン退屈男」が終ったのは、石川賢がダイナミックプロを抜けたからだったのね。でも後に「ゲッターロボ」の頃には戻ったってことなんだろうか。
- 作者: 永井豪,ダイナミック・プロ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2010/09/09
- メディア: コミック
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