a_sue’s diary

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『藤子・F・不二雄大全集 チンプイ 1』 藤子・F・不二雄 小学館

初出 中央公論社 藤子不二雄ランド 1985年6月14日発行〜1986年7月25日発行
届いたのはここ
文庫は持ってるが、しばらく読んでないので久しぶりに読んだ。時期的には「エスパー魔美」のあとか。キャラクターは魔美に似てて、男友達の内木君はマミの高畑君に似てる。内木君の方が男前だけど。
掲載誌を知ったのはこれが初めてじゃないかと思うのだけど、そうか、藤子不二雄ランドに載ってたのか。出始めに「海の王子」など何冊か買ったのだけど、車を買ったこともあって経済的に追い切れなくて挫折。当時の連載がA先生の「ウルトラB」で、いまいち惹かれなかったし。「チンプイ」の連載が始まった頃には全くチェックしてなかった。後で考えればうかつなことであったけど。とりあえず今こういう形で全集が出てるのはほんとにめでたい。だからこそ知らない作品も含めて全巻追い続けているのだ。
それはさておき、「チンプイ」ですよ。学年誌じゃなくて、でも小学校高学年ぐらいをターゲットにしてるという位置づけからか、思春期にさしかかる頃の熱いリビドーに応えるような作品になっている。元々結婚相手に選ばれるって設定からして大人の入口な話なのだが、それ以前の作品よりもどきっとするようなコマがけっこう多かったりして楽しい。

藤子・F・不二雄大全集 チンプイ 1

藤子・F・不二雄大全集 チンプイ 1