買ったの書いてないか。ちゃんと発売日付近に買ってます。
で、このタイミングで読了なんだから、早い早い(当社比)
冒頭いきなり原発テロ。まあこのタイミングで。ってか、対談の児玉清さんはなくなるし、いろんなタイミングがぶつかっちゃった本だなぁ。
実際に起きたテロと全く同じ展開の小説があった、ってことで作者自身が規制されようとする話。
昔、三億円事件が起きたときに大藪春彦の「血まみれの野獣」がモデルではないかということで取り調べを受けたという話があった。三億円事件当時は小学生だったのでそんなことは知らなかったが、高校生で大藪春彦にはまったときに知ったなぁ。現実にあるってことで。
まあそんな中で、あの二人だったりこの二人だったりその二人だったりの関係がいろいろ楽しかったりする。
一応本編はこの巻で終わりってことで、一区切りつきましたね。
おもしろかった。
あと2冊の別冊はどんな話が読めるのだろうか。
- 作者: 有川浩,徒花スクモ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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