a_sue’s diary

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『藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1』 藤子・F・不二雄 小学館

ミノタウロスの皿 ビッグコミック 1969年10月10日号
カイケツ小池さん ビッグコミック 1970年4月25日号
ボノム=底抜けさん= ビッグコミック 1970年10月10日号
じじぬき ビッグコミック 1970年12月25日号
わが子・スーパーマン ビッグコミック 1972年3月10日号
気楽に殺ろうよ ビッグコミック 1972年5月10日号
アチタが見える ビッグコミック 1972年8月25日号
劇画・オバQ ビッグコミック 1973年2月25日号
イヤなイヤなイヤな奴 ビッグコミック 1973年4月10日号
休日のガンマン ビッグコミック 1973年6月10日号
定年退食 ビッグコミック増刊オリジナル号 1973年9月5日号
権敷無妾付き ビッグコミック 1973年10月10日号
ミラクルマン ビッグコミック 1973年11月25日号
ノスタル爺 ビッグコミック増刊オリジナル号 1974年2月5日号
コロリころげた木の根っ子 ビッグコミック 1974年4月10日号
間引き ビッグコミック 1974年9月10日号
やすらぎの館 ビッグコミック 1974年12月10日号

藤子・F・不二雄があの絵柄のままで描いた読切り短編「ミノタウロスの皿」は、異文化の衝撃という意味でそこらのSF作品よりもずっと深いSFだったので、当時びっくりした記憶があるのだけど、初出が1969年で、僕は小6だったのだよな。
小6でビッグコミックをチェックしてたのかどうか微妙。藤子不二雄ということでこれだけ立ち読みしたのかも。
以降の作品も割と初出時に見てると思うのだけど、いくつか記憶にない作品もあったりして、単に忘れてるだけかな。
「カイケツ小池さん」も覚えてなかったんだけど、痴漢をぐちゃぐちゃにしちゃうとこは読んだことあるような。
ビッグコミック掲載分だけを集めてあるので、アダルトでブラックなとこもあるF先生のSF短編をたっぷり堪能出来て満足。
人口問題とか、高齢者の問題とか、今見ても古びてない。というか、なにも解決してなくてどんどんリアルになってってるとこが怖い。
作中で昭和55年に人口がもうすぐ45億という話が出てくるけど、現在それから31年たって、31日に70億を超えると言っている。日本の人口は減少に転じてるけど、地球の人口はどこで減り始めるのか。
それにしてもF先生の手加減なしのヌードって、エロい(笑)

藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1

藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1