買ったのはここ
いやあ、あらすじもあまり覚えてなかったけど、それ以上に覚えてないのが描写の具合。最近読んでるSFに比べて、ずいぶん大人の駆け引きやら政治的な思惑やらの描写が多い。大人な印象。
また、地方の高校生だった頃は地名がさっぱりわかってなかったけど、今読むとどこをどう移動してるかとかがよくわかる。これ近未来を舞台にしてたんだねぇ。
それにしても第二次関東大震災の描写は、関西淡路や3.11を予見したかのようなリアルさでぞっとしますよ。何月頃起こったのか読んでてよくわからなかったけど。
それにしても、2度の震災の時、このくらいしっかりした政治家がトップだったらと思ってしまうことであるよなぁ。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/06
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 266回
- この商品を含むブログ (132件) を見る