a_sue’s diary

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『おおかみこどもの雨と雪』 @国際フォーラム

かみさんがジャパンプレミアを当てたので、見ることが出来た。
別々に入ったので、あとで聞いたら早めに行って並んだかみさんは前から2列目の左端の方だったらしい。
ぼくはだいぶ遅く行ったので3階席。
18時半から舞台挨拶。顔はよく見えなかったが、初めての生宮崎あおいちゃんと細田守監督だ。挨拶のあとインタビュー。司会はニュースZEROの女子アナ。内容はどうせBlu-rayの特典に付くだろうから省略。

こないだもそうだったけど、試写会でも「NO MORE映画泥棒」を流すのね。

で、本編。
よかったですよ。
日常生活を丁寧に描いていて、普通の映画。「おおかみこども」だからってCIAにねらわれたりすることもないし。でも見てて飽きさせないところがうまい。
実は「おおかみおとこ」というと平井和正ウルフガイシリーズが真っ先に浮かぶ世代なので、見ながらずっと少年犬神明のことを考えていた。狼男としての設定は別に似てないんだけど、彼が成長してきた過程には、きっとこんなことがあったのだろうなとか思って見てると、久しぶりに心が動く。
宮崎あおいちゃんのお母さんが一番多く登場しているのだけど、実は雪の視点だったりする。そしておとなしい子だった雨は、成長して自立していく。
子供を育てること、子供自身の成長と自立、そういういろんなことが描かれていて、地味にいい。
スクリーンが遠くて、エンドロールがほとんど読めなかったから、劇場でまた見るかな。