買ったのはここ
この土日はサンダーバード一色であった。
著者がスティーブン・ラリビエー(SLR)ってなってるので、むこうの本の訳をこんな形で出したのかと思ったら、向こうにいるときからマニアで日本に留学してる人の著作なのね。
監修はケッダーマン伊藤秀明で、プラモデルとかは伊藤さんだと思うけど、各話紹介などはSLRらしい。そういう意味で、これまでの国内のサンダーバードものとひと味違う物になってるかな?
SLRはずいぶん若いようだけど、実際に向こうで当事者にインタビューした成果をたっぷり盛り込んでくれていてなかなか興味深い。労働組合活動でぎくしゃくしていく話とか、これまで読んだことなかった気がする。
伊藤SLR対談で、伊藤さんがやっぱり国内で活動してる限界を思わせるようなことを語っていて、今回のようなスタイルは良いと思うね。
とても満足です。
といいながら、「別冊映画秘宝」を名乗ってるにしてはちょっと見逃せない較正の怠慢がある。
P.98で、
マイケル・ケインが出演していた「The Ipcress Files」(65/日本未公開)
と書いてあるんだけど、その映画は「国際諜報局」というタイトルで日本で公開されてます。
ダメじゃん(笑)
別冊映画秘宝 海外TVドラマ・マニアックスVol.5 最新検証!21世紀サンダーバード読本 (洋泉社MOOK)
- 作者: ステイーブン・ラリビエー
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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