買ったのはここ
日本人がいなくなるまで、という所期の目的を達成するのがこの下巻。
日本列島が沈んだのは、単なる始まりに過ぎなかった。もっと大変な状況が待っていた。
アメリカも中国も、そんな国だよなぁという展開があって、日本人はどうなるのか、という。
知ってる名前が下巻でも出てくるのだけど、これはそれなりにわかった。
読んでいると、これがいつ書かれたかわからなくなって、1970年代に現在の状況をここまで読んでいたのかと錯覚したり、ちょっと自分でおかしくなってるのがわかる。
もうやっぱり、この未来というのはなんかありそうで怖いのよね。
先行き不透明な自分の未来がかぶる。
- 作者: 小松左京,谷甲州
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/06/06
- メディア: 文庫
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