『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

息子がレンタルしてきたので見た。
劇場公開されたのは知ってるけど、ストーリーまではよく知らなくて、ほとんど真っ白な状態で見た。
9.11で父を亡くした少年が、父の残した鍵がなんなのか探し求める話。というのがメインストーリーかな。
家のリビングで見ると、なかなか集中できないのだけど、この作品には見入ってしまった。
主役をやった子は、全くの素人でこれが初めてだというのだけど、そんなことはみじんも感じさせないすばらしい役者ぶりでした。
中に出てくるしゃべれない老人役が、どっかで見た顔なんだけど誰だっけと悩んでいたら、エンドクレジットでマックス・フォン・シドーと判明。なるほど。
家族を失った人がPTSDと向き合う話と、提示された謎が果たして解決するのかという興味とで目が離せない。
ちょっとしみる映画でした。
メイキングがいろいろ付いてて、それがまた感動ものなんだ。トータルで本編と同じくらいの時間があるけど、これも必見です。
よかった。