買ったのはここ。
ドラマがどこをどういじってあったかよくわからなかったが、原作はドラマで感じたようなイラッとするとこがほとんどなくて、それってなんで?という感じか。読みながら頭に浮かぶのは二宮だったり竹中直人だったり。
ドラマ見てフリーターの彼が主役だと思ってたのだけど、この本読むとメインはお母さんの病気で、それとどう向き合っていくかという話だと思える。
で、これが刺さるんだ。彼のあれこれも昔の自分を思い出してしまったりして。さいわい会社やめなかったけど。いや、それよりもお母さんの状況が。あれこれ身の回りに当てはめてしまうと、あれもこれもそういうことのような気がして。うーむ。
さらに、竹中直人のお父さんの壊れてるとこが、これもいろいろと刺さる。原作の範囲では、竹中直人ほどは壊れてないんじゃないかと思うのだけど。たとえば役所広司にやらせてたら?
とか、つい余計なことまで考えながら読んでしまった。
後半では有川浩らしい若者の恋愛がやっぱり出てくるのだけど、この辺ドラマでは誰がやってたんだっけ?
登場人物が、みんな成長したり、変わったりするお話で、実に王道ですね。
面白かった。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/08/02
- メディア: 文庫
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