a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『アオバ自転車店へようこそ! 1』 宮尾岳 ヤングキングコミックス 少年画報社

初出 ヤングキングアワーズ 2012年5月号〜7月号、月刊ヤングキング 2012年6月号〜8月号
連載タイトルはずっと変わってないのね。実質第41巻。
第1話は、40年前の新車の話。当時の自転車が高かったこと、丈夫だったこと。あとアオバの家系図を出して人間関係を整理してたりして。
第2、3、4話は微妙にネガティブで勘違いなおっさんがBTR(バイク・トライアル用自転車)で段差を越える話。って、45歳かよ。僕よりずいぶん若いやん。仮面ライダーワイルド7のまねして空き地でジャンプ(もちろん自転車で)の練習なんかしたことない歳かなぁ。ボクらはやってたぞ。BTRどころかMTBもない時代に普通のセミドロップだったりする自転車で。今の自転車の前に乗ってたATBでは、前輪持ち上げるのがすごく楽でびっくりしたもんだ。まあでも、若い頃自転車に興味なかったらこんなもんかな。今の若者の未来の姿かも。
しかし、基本のスタンディングを教わってるのに「私はこんなことをするためにBTRを買ったんじゃない」とどなるおっさんとか、それを見て嗤う通行人とかイヤな人間ばっかり。聖人君子ばかり出せとは言わないけどさ。
カシャカシャについてはもうどうでもいいです。きっとぼくの知らないとこからそういう音がでるんだろう。BTRであっても。
第5話は、ボクらが中学生ぐらいの頃流行った電子フラッシャー付きスポーツ車の話。フローライトフラッシャーはすごいとは思ったが、26インチを買ってもらえる時点ではまだ出てなくて、出た頃には欲しいのはクロモリフレームのランドナーだったリロードレーサーだったりしてたので、欲しいと思ったことがない。で、ここに出てくるのは1973年にブリジストンが出したアストロGってことだけど、まったく記憶になかった。覚えてるのはナショナルのエレクトロボーイぐらいだな。でもここに書かれてるスペックならリアのディスクブレーキには惹かれたかも。当時バイクでCB750Fourがフロントにディスクブレーキを装備して以来、ディスクブレーキがあこがれだったから。
ところで3ページ目に電話の向こうで「バカーっっっ」って怒鳴ってるこの自転車の元の持ち主についてなにも回収されてないんですけど。会社を挙げてアストロGを追い回す人たちの説明もないし。昔の話に登場してる会社なのかな。コミックのタイトルリニューアルしてるんだからそれはないか?何者?
第7話は女性用で荷物を積める自転車。