a_sue’s diary

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『映画 ひみつのアッコちゃん』 @MOVIX亀有

タイトルに「映画」って入ってるのね。
朝一番 9:00の回、シアター3のほぼ中央F-10。
こないだロストしたMOVIXクラブカードが届いてるという連絡をもらったので、ポイントが残ってれば一人でこれを見ようと朝一で行ってみたら、ほぼ落としたときのママのポイントが残ってたので、予定通りこれを見た。ポイントでサービス券を発行して1,000円で。
かみさんが試写会で見て、それほどでもという話だったのだけど、僕は結構面白かった。
公開から結構たってるので入りは2,3割ぐらい?小中学生ぐらいの女の子が多かった。というか、おっさんは僕だけか?

原作は子供の頃読んでいるしアニメも見てるので、基本設定は先刻承知。しかし、原作にないオリジナルドラマをやってる割に登場人物をきっちりフォローしてあって、中では結局名前を呼ばれなかった大将やちかちゃんとかもちゃんと出ている。シッポナはあんなにしっぽが長くちゃいかんのじゃないかと思うが、まあそんなのはどうでもいいことで。
僕の彼女はサイボーグ』のような、アイドル映画かと思ったら、だいぶ違った。いやもちろん綾瀬はるかのコスチュームショーはありますけど。
客層の多数派が小中学生の女の子ってのとからむけど、大人は会社でどんなことをしているのか、会社ってどんな仕組みで動いてるのかをしっかり描いてあって、実は教育映画になっている。
そんな中に頭の中身は小学5年生のアッコちゃんが入って、臨時雇いみたいな立場で仕事を体験してるのね。なんと履歴書まで書いて出してることを思わせるセリフがあるのがびっくりだ。まあ、社員食堂の利用料金とか、給料の支払いはどうしてるんだろうとかはあるが。
こども向けの社会教育部分と別に、大人に対しては企業が存在する意味ってなんなのというのを突きつける。会社を維持することが目的なのか?そうじゃないだろう?という問いかけは、なかなか的を射ていてするどく刺さる。
最初はちょっと痛い映画になるのかと思いながら見てたが、途中からどんどん良くなり、なんか微妙に響くものがあって、ちょっとうるっとしながら見てた。
期待以上に面白かった。