『鉄道模型趣味増刊 No.845 Nゲージマガジン No.58 2013 WINTER』 機芸出版社

読み終わったのは12/16になってたけど、買った日に書いておこう。
表紙を飾ってるのは東海道線を走ってた113系と山陰線コンクリート橋のモジュール。
113系の記事を読むと、15両編成をいっぺんに作る大変さがよくわかる。というか、すごく細かいとこまで工作してるのがすごい。
で、レイアウトモジュールがたくさん載ってる。
「ガード下の風景」はスクラッチの建物と照明で、実際にあったような景色を再現してて雰囲気がいい。
表紙を飾ってるコンクリート橋は、山陰線惣郷川橋梁を再現したものだそうで、大きなカーブと海がいい。
「武蔵野環状線」はトンネルと切り通しとガードに作り込んだストラクチャがいい雰囲気。
「小湊鐵道第一養老川橋梁」は、川面に映る情景がいい感じ。
「柘植1972」は懐かしい機関区の情景を小さなサイズに詰め込んでる。
「とびかわ電鉄京津線」は、コンパクトなサイズに都会の街と併用軌道と専用軌道をぎっちり作り込んで、バスが行き交う街中の雰囲気が素晴らしい。
直径30cmに四季の情景を作り込んだ「四季彩々」。
「駅伝第4中継所」は線路のそばの道に駅伝の中継所があって、人がすごくたくさん。
ふれあい鉄道神奈川支社の踏切とトンネルのモジュールは、リアルな踏切と断面が見えるプールが特徴かな。そのほかにも畑とか跨線橋とかいろいろな作り込みが自然な雰囲気でいい感じ。
ほかにも車両やモジュールの記事がいくつか。
それぞれ読み応えのある記事だった。

Nゲージマガジン 58号 2012年 12月号 [雑誌]