買ったのはここ。
紙の本で読んでるし、しかもフルに最低2回と第4話だけ何度か読んでるのでkindle版手に入れたからって読みかけを止めてまで読む必要はないのに、最初の方をちょっと読んだら止まらなくなって、移動中はずっとこれを読んでしまった。
5刷ベースということで、初刷で気になったとこで覚えてた部分を見たらちゃんと直ってた。
紙が出た頃と比べて、最近ボーカロイドの大きな動きがない感じがしてるんだけど、単に僕のアンテナが下がってるだけか。
このなかで紅白にも出たという話があって、そういや初音ミクは紅白出てないよな。
時代設定は近未来として、いつ頃かヒントがないものかと思いつつ読んでいたら、
「音楽用のループシーケンサーが出て、この二十年でずいぶん発達しましたね。」
というセリフがあった。
ループシーケンサーをググってみると、どうやら1998年に出たACIDというソフトが元祖らしいので、それから20年で2018年頃って感じかな?
何度読んでも、胸が熱くなる。ネガティブな描写はほとんどなく、個人の出来ることを前向きに持ち寄ればこんな未来が拓けるんだよというのが元気になる。
反面、こんな場面で自分に出来ることがなさそうだなって思ってしまったりするのだが。
気の向いたときにいつでも読めるkindle版は、ありがたいなぁ。
って同じ本ばかり繰り返し読んで、新しい本を読まなくなっちゃうのも困りものだが。