a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『植物図鑑』 有川浩 幻冬舎文庫

買ったのはここ
着手が遅かったが、着手したらそれなりにサクサク読んだ。
単行本で読んだのが2年前か。
今回も男(イツキ)は向井理で読んだが、前回キャラが浮かばなかった女の方(さやか)は宮崎あおいちゃんで読んだ。ちょっと違う気もするが、まあいいじゃんってことで。
冒頭、部長に道端の花の名前を言うところを、ずっと「オオイヌノフグリ」だと思ってたんだけど、「ヘクソカズラ」であった。「オオイヌノフグリ」はちゃんと途中の話の中で出てくるけど。
で、サラダにかけるポン酢が高知の馬路村のもの。単行本で読んだときは気づかなかったが、そのあとで『県庁おもてなし課』を読んだので、ここでそれが出てくるのに何となく納得。高知のイタドリの話とかも。高知出身だってのを前読んだときは知らなかったし。
で、話の行方は何となく覚えてたつもりだったのだけど、最後のカーテンコールの二話分はまったく覚えてなかった。
『三匹のおっさんふたたび』のボーナストラックが実はこの本につながってるんだけど、すみません、どんな話だったかまったく思い出せません。探し出して読むか。

それにしても、今住んでるとこは都会ではあるけどそこここに畑があったりするし、川の土手も近くにあるので、その気になって狩りに出れば収穫はあるのかもなぁ。
小学校の頃住んでた雑餉隈は、近所にれんげ畑とかもあったし、遠足も学校から歩いて往復できるとこがいくつもあった。学校の帰りに陸橋の土手でツクシを摘んだこともあったなぁ。
そんな頃のことを思い出しながら楽しく読んだ。

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)