『霧島、部活やめるってよ』バップ

評判がいいのに見なかったこの作品を、長男が買ったBlu-rayで見た。
あ、以後ネタバレありかもなので注意。

映像表現の仕掛けについては聞いてたので、同じ時間を違う視点で描くってのは素直に理解した。というよりも、それを気づいて「こうきたか」と思いたかったという意味でちょっと残念。知らなければ楽しめることがある。
結局霧島が何者で、どうなったのかについてほとんど触れられることがなくて、男子バレー部の主将だってのは聞いたけど、中でそれがちゃんとわかるシーンってあったかな?
そんな桐島よりも、映画部の方がずっと深く描かれていて、そうそう、こういうのあったよなというのが、文化系帰宅部だった僕にもよくわかる。
で、どうして自主映画の映画が多いのかな、とふと思ってみたりするのである。
『虹の女神』とかと同じように。
ともあれ、彼らの高校生活にははまるところがあったのは事実だ。
面白かった。というか、興味深かった。