買ったのはここ。
読み終えて、あまりな内容にちゃんと書かないとと思ってるうちにどんどん日が過ぎていくというありさま(これを書いてるのは7/28)。
円谷英二が特撮のためにつくった円谷プロ。「ウルトラQ」からずっとその作品を見てきてるけど、その舞台裏がこの本で明かされている。
東宝やTBSとの関係を絶ったあたりから会社組織としてまともじゃなくなって、「作品を作らない著作権ビジネス」といういびつな世界になって、最後は乗っ取り同然で買収されてしまったと。もはや今の円谷プロはまったく別物。
結局特撮って金がかかりすぎる代物で、それをうまく回していくことが出来なかったというのにつきるのかなぁ。大事な場面でキーマンが亡くなっていったという不幸の影響が大きかったとは言え。
読んでて哀しかったです。
ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
- 作者: 円谷英明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/18
- メディア: 新書
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