『ifの幕末』清水義範集英社文庫

買ったのはここ。
面白かった！
この表紙はなんだろうと思ったら、この美青年がキーマンだった。
タイトルでテーマはわかってるのだけど、史実の詳しい記憶がなくて、どこら辺からifになっているのかよくわからない。

あ、以下ネタバレ気にせずに書きますのでご注意。
ちなみに解説はなんの予告もなくネタバレしまくりで、そんなこと気にしない人のようだ。

吉田松陰が処刑されなかったんで、その前のどこかからか史実と違ってたのであろう。
処刑されなかった吉田松陰が、なんと咸臨丸でアメリカに渡るんですよ。もうそれだけでウルウルきちゃって。電車の中で読んでて思わず泣きそうだった。
同じ名前の事件でも、意味が全然違ってたりして、そのあたりやっぱりうまいなぁ。
そして、まったく違う明治が始まる。この先がどうなるのか、気になる。