『リンバロストの乙女上』ジーン・ポーター村岡花子[訳] 河出文庫河出書房新社

買ったのはここ。
通勤読書のみで、家にいる時は持ち運びにくい大きめの本を読んでたのでやや時間がかかったが、他の読みかけをすっ飛ばして読んでしまった。
『そばかすの少年』と同じリンバロストの森を舞台に、少女の生活と自然を描写する。って、書いててそうじゃない感がいっぱい。
厳格な母に押しつぶされそうに見えた少女が自力で自分の将来を切り開いていく。かな。
『そばかすの少年』の登場人物が話の中で出てきたり、バードレディはご本人が登場。って、これって何年後なんだろう。
最初の方はちょっとイヤな雰囲気で始まるのだけど、たちまちそれをひっくり返す展開になり、それでもいい事悪い事の怒濤の展開で、最近は本以外のものを読んでる事が増えた電車の中で、こればかり読んでいた。
上巻で一区切りついた雰囲気があるけど、続けて下巻も読みますよ。